円高が進んでおり、株式市場への影響が懸念されますが、所謂通貨安競争はしない発言であるとか、日銀の手詰まりだとかが影響しての事と思います。
しかしながら、急激に円高に向かうのは重大な問題でありますし、ここまで動けば直接介入をやっても文句は言われないでしょう。
ヘッジファンドはそうしたリスクも承知の上で仕掛けているのかも知れませんが、何にしても一方的に円高が進んでいくと考えるべき局面ではないと思うところです。
ここのところ、ある事情から為替に遅れて株が動く傾向がありますし、株と為替の連動比率も変わっている様で、大分相場の様相が変化したように思っているところであり、相場の動きには考え方の修正が必要だと考えています。
確かに日銀がマイナス金利を拡大させても効果は限定されるでしょうし、マイナスに働く可能性もあります。
結局のところ、金利が高いから設備投資を行わないのではないのですからね・・・。
何度も言いますが、日本の病巣は、間違いなく「消費税増税」であり、これが消費を鈍らせているのです。
「少子化が問題だ!」というご意見もありますが、少子化は効率化の促進と、賃金の上昇につながりますので、インフレの条件になります。
人間が沢山居るから沢山売れる。
確かにその面もあろうとは思いますが、経済はそれ程単純ではないのです。
そもそも賃金が安くて子供が生めない状況なのですし、この賃金の問題を解決せずに産めよ増やせよでは話にならないのですし、これを移民で解決すれば、欧米の様な激しい貧富の差に苦しむでしょうし、移民の反乱が起こる可能性もあります。
既に東京は外国人で溢れている状態ですが、移民をどんどん受け入れる様になれば、日本はもはや日本ではなくなるでしょう。
外国人を排除したい訳ではありませんが、あくまでも適度が守られるべきであると思うところですし、そうした適度が守られれば、自然と経済はインフレに向かい、問題は解決して行くのです。
無理に人口を増やそうなんて考えては、絶対にダメなのです。
政府はこの自然の流れを妨害するような事をしなければよいのですが、最大の妨害はデフレ促進策です。
そして、そのデフレ促進策の最たるところが消費税増税であり、緊縮財政です。
ここが修正されれば日本は幸せの道を取り戻せるのですし、流石にそろそろ気付いているのではないかなとは思います。
今は円高が進んで株安で追いかけている状態ですが、こんな状態がいつまでも続くとは思わない事です。
変革の時は近いと考え、有望な材料株をコツコツ買って行くべき局面と考えているところです。
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