先週の株式市場はドラギ総裁が追加緩和に動いたのに余計な発言で相場が混乱しましたが、日、米と相場が進むにつれてショックが和らぎ、今朝の225先物は17000円台を回復してのスタートとなりそうです。
ショック的な新たな悪材料でもない限り、日本株は高くなると考えてよく、こうした瞬間的な下げは買い場でしかないと考えて居れば良いし、先週末もメンバー様向けにはその様にレポートしていたところですが、何故なのか?に関しては、メンバー専用になります。
さて、今日から日銀政策決定会合ですが、追加緩和に対する期待はあるようですね。
どう考えてもここでの追加緩和は無理だろうし、やる道理がないと思うのですが、確かにやる可能性もゼロではないかとは思います。
例えば、先日のG20で通貨安競争はしないと宣言した直後のECBで、「俺んとこは勘弁してくれよ」的な感じでの追加緩和ですからね・・・。
日銀も、「俺のところも勘弁してくれよ」と、言える権利はあるのではないか?
まあ、流石にそこまで酷い連中とは思いませんが、カネをばら撒けばインフレになると、今でも信じてるみたいですし、少し頭の中を変えるべきだと思うところです。
日銀は、流石に行き詰っている様に思いますし、期待は政府の経済対策だと思うのですが、困るのは日銀と違って日程がはっきりしていないので、どこでどうサプライズが出るか分からないのです。
相場全体の雰囲気はかなり変わってきておりますし、上昇して来たからと言って、下手に売ると殺されかねません。
どこまで行くかは知りませんが、相当強気で見ていた方が良い。
これが私の答えです。
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この相場で勝つためには、日経平均もそれなりに上昇するとは思いますが、主役はやっぱり材料株でしょうし、いかに良質な材料株を仕込んでいけるかであると思います。
本当に美味しい仕込みの局面は終わっていると思ってよいのですが、上昇幅が残っているならば、ここでも買って行って良いのです。
EPS的には良いところまで来てしまっておりますし、世界が大きく変わりそうな感じもしないので、買う理由なんて見つからないかも知れませんが、所謂業績的な事を見ていては儲からない相場である。
こう考えて行動すべき局面であるのです。
なかなか難しいのですが、こういう相場はチャーチストの方が得意かも知れませんね。
業績云々ではなく、動きだけを見て判断するのですからね。
ただ、私が見るべきだと思うのは相場全体の雰囲気であったり、思惑であったりで、これに業績やらチャートやらを組み合わせて総合的に判断する事だと思います。
チャートを勉強すれば勝てる!
こんなバカな話はないのです。
判断材料の一つにはなりますが、これが主になる事はないのです。
チャーチストは成功例を挙げてチャートの素晴らしさを説きますが、数多の失敗例には見向きもしませんからね。
チャートなんてものは、所詮は過去の物語であり、後から解釈を付け加えるのは歴史と一緒でありますが、それが真実であろうがなかろうが、未来を予測する手助けなる面はありますが、あくまでも一つの手助け材料的なものに過ぎないと知っておくべきでしょう。
さて、今日はどんな相場となりますでしょうか。
注目の材料株は、どれも良い感じでですし、今日も期待通り行きそうでしょうかね。
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