おはようございます。

東日本大震災から丸5年ですね。

今日は金曜日ですが、あの日も金曜日でした。

大引け前の2時46分でしたが、東日本の多くは停電で何の対応も出来ずに大引けとなってしまいました。

1万9000名もの尊い命が失われ、16兆円以上の財産が失われた訳ですが、株の世界でも多くの被害が出ました。

震災地域に住んでいなければ特に何も問題はなかった人も多かったはずですが、世界中どこに住んでいようとも、日本株を買っていたならば大きな被害が出た可能性が高いと言えますし、震災後の対応を間違えば大変な事になったかも知れません。

株を売買していると、普段は何の関係もない事件や事故が直接的に財産に影響を及ぼしてくるという最大の事例かも知れません。

特に東日本で停電した地域では、本当にどうしようもない事態でありましたし、停電していない地域でも大引けまでの10数分で決断して動けた人は多くなかったのではないかと思うところです。

これ程の大災害は、そう多く起こるものとは思いませんが、いつこうした事態が起こってもおかしくはないのだと、いつも心の片隅において売買して行って頂ければと思っているところです。

目先の利益も大事であるのですが、震災の記憶の一つとして、株式市場がどうなったかも忘れないようにしたいものです。

今日は、改めて犠牲者の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

さて、昨日は注目のECB理事会を終え、発表当初は追加緩和策が期待どおりでありましたので、欧州株は大幅に買われて来たのですが、ドラギ総裁が会見で今後の追加緩和に否定的な発言をしたところから急反落となりました。

米国株や、225先物もこの動きに振り回される結果となっており、特に225先物は16320円まで売られました。

NYは大引けまでにほぼ値を戻しておりますし、225もそれ程酷く売られるとは思いませんが、軟調なスタートには変わりがなさそうです。

結局、この他にも原油価格安定へ向けた話し合いに対し、イランが難色を示しており、ロシアでの会合自体が行われない可能性すらもある様ですからね・・・。

原油安は日本にとっては大きなプラスでありますので、素直に喜びたいところではあるのですが、産油国が苦しくなれば、またも日本株にも換金売りが出されるでしょう。

こうした売りは、美味しい買い場でしかないと思うところではありますが、確かに目先は混乱要因でありますし、そうした場面が予想される中で無理な仕掛けはよろしくないと思うところです。

ただ、売られるとしても朝が中心で、売りが続くとも思えません。

まあ、週末なので大引けにかけても荒れる可能性はありますが、いずれにしても安いところは・・・でありましょう。

理由は色々あるのですが、詳しくはメンバー専用情報です。

後は、とにかくどんな材料株を買って行くかでありますが、期待できる銘柄は色々ありますので、推奨銘柄を参考にポートフォリオを構築して行って頂ければ、良い結果が得られるだろうと考えているところです。

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