昨夜の米国株はECB理事会を前に様子見でありました。
理事会後は波乱の可能性もあろうかと思うところですが、今のところは様子見を続けるしかない様に思います。
ただ、これを機に急落なんて相場を望んでいるような雰囲気は感じませんし、終わってみれば相場は上昇圧力を強めそうな感じはします。
基本的に政府が株価を欲しているのですし、何が何でも株高を演出して来るはずですので、今はその流れに乗る形で利を得て行けば良いでしょう。
もちろん何でも買えば良いという訳ではありませんけどね・・・。
ところで、狙い通り材料株が盛り上がっておりまして、利益を得やすくなっているのですが、相場の質は随分と変質してしまいましたね。
手数料の低下で売買がしやすくなり、スマホでどこでも取引が出来るなどの手軽さで、数年前に比べても相当ギャンブル性が高まったように思います。
材料株好きの私が言うのもなんですが、中身云々よりも値動きだけに憑りつかれた様な取引で、とにかく軽い銘柄に売買が集中しているのです。
結果として発行株式数を上回るような異常な出来高の銘柄が増えましたし、乱高下は想像を絶するものがあったりします。
まあ、銘柄を探すのはランキングを見れば良いだけですし、何の苦労もなく手軽に参加できるギャンブルとしては最高と言えば最高でありますが、あの値動きを見ていたら仕事も手につかないでしょうし、本当にどうなってしまうのやらであります。
結局、投資の促進も進めたいとの思惑で日銀にマイナス金利を導入させたのだろうとは思うのですが、増えているのはこうした質の悪い売買ばかりであり、本当に投資を目的とした買いは見られないのが現状であります。
別に長期投資が正しいとは思いませんし、短期で利益が出るのであれば、それに越したことはないと思うところではあるのですが、それにしてもであります。
また、政府は何としてでも税収を増やしたいのでしょうけれども、マイナンバーで縛りつけようとしても、結局はお金が隠されるだけであり、更にはマイナス金利で銀行からの資金流出は起こっていても、使われることなくタンス預金。
結果は未だ決まっていないとしても、そもそもの考え方を改めないと、この国の沈没は避けられないのかも知れませんね。
まずは官僚や議員の贅沢を改め、国民向けの正しいサービスを拡充し、税を積極的に払いたくなる社会作りが基本となるでしょう。
「税収が欲しいから増税」
これでは発想が小学生レベルでしかありませんが、変わる可能性は感じられませんし、もっと行くところまで行かないとならないのかも知れませんね。
本当に困った感じではありますが、とにかく今の政府は株価を上げたいのですし、いずれ正しい変化が来る事に期待しつつ、この愚かな株高作戦に乗って行けば良いかと思うところでありますが、お勧めするのはランキング上位のギャンブル銘柄でも、225に左右されるメジャー株でもありません。
高い確率で買われる可能性がある、有力大口投資家の資金の入った材料株。
これが一番面白いと思うところです。
今週から来週にかけては、特に面白くなると思いますので、見逃さないようにして頂ければと思います。
また、当然ではありますが、この手の銘柄だけでポートフォリオを構成するのはどうかと思うところです。
あくまでもバランス良くを心がけなくてはなりません。
これが出来なければ、結局は何をやってもダメです。
とにかく、自信はあるとしても、100%成功する保証はないのです。
確率の高い話は沢山ありますが、それでも分散しておかないと、失敗した時に立ち直れませんからね。
成功する銘柄もあれば、失敗する銘柄もあるのです。
これが五分の戦いであるならば、何も普通にやっていれば良いだけですが、情報を活用できれば七分、八分と引き上げて行く事ができるのです。
今日も面白くなりそうな話がありますし、この辺を活用しながら利益を目指していただければと思うところです。
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