米国株が安く、CME225先物も安いので、この流れで今日は安くなりそうだと感じているところですが、先週と違って恐怖感はありませんし、久しぶりに気分的に楽な金曜日になりそうですね。
ただ、認識しているところではありましたが、今朝の日経新聞が伝える通り、中国の過剰設備投資が招いた素材デフレがどうにもならない状態なのです。
話し合いで生産を調整するような国ではありませんし、これはもうどこかが潰れるまでの消耗戦に突入と見ても良いのかも知れません。
この流れから見えてくるのは、デフレの深刻化ですが、日本は消費税増税という強力なデフレ政策をやってしまいましたし、ちょっと厳しさが増しそうな感じですね。
首相はデフレを止めるために、企業に賃上げ圧力をかけておりますが、人件費増加で経営がおかしくなった時は助けてくれるのでしょうか。
要求ばかりしていないで、もう少し景気が良くなる方法を考えて頂きたいですね。
とにかく、再度原油を巡っては意見が対立している様ですし、米も景気の減速感が出てきておりますので、売り叩くような相場はどうかと思いますが、V字で上昇して行く様な相場には程遠いでしょう。
こうなってきますと、どう考えても材料株なのです。
日経平均はこんな安いところでうろうろしておりますが、既に高値近辺に戻ってきた材料株もあれば、高値更新にかかっている材料株もあります。
また、上昇が期待できそうな良い動きをしている材料株もありますし、実に良い感じです。
全体は、おそらく当分まともな相場にはならないと思います。
これは、今の相場全体を持ち上げるには、政治的材料が不可欠であるからです。
困った時には直ぐに動いてくれる日銀はありますが、日銀効果が微妙になってきておりますからね。
後に残るのは首相の働き次第ですが、間違いなく、景気を浮揚させ、株価も騰がる政策はたった一つ確実に存在します。
それは、消費税減税です。
消費税分は減収になるでしょうけれども、景気浮揚効果で全体の税収は上がるでしょう。
それでも足りないならば、目的税を徴収しても良いかと思います。
主に足りないのは医療費なのですから、明らかに健康を害する産業から目的税を徴収すればよいのです。
例えば、欧米では行われているところもありますが、トランスファット税(不飽和脂肪酸)であるとか、糖質税なんてのも良いですし、化学調味料税も良いでしょう。
この辺から税を取って行けば、足りない医療費問題なんてものは世の健康化とあいまって、あっという間に解決してしまうでしょう。
ただ、日本は医療関係者を儲けさせるためのシステムが完成しており、これを崩すはずがないので、いくら言ってもこの辺が変わることはないでしょうね。
今週は、先週の暴落を乗り越えた投資家が良い思いをしているところかと思いますが、私のお勧めしている銘柄もかなり良い感じになっております。
もはや売り物らしい売り物がありませんし、そろそろ本格的な上昇が出てくるのではないか・・・。
そんな風に考えているところであります。
当分まともな政策が出る可能性は低いと思いますので、相場はもみ合いに移行すると思いますが、この局面こそが待ちわびた材料株相場に必要な大きな条件の一つなのです。
さあ、本格的な上昇局面が出る前に、しっかりと買って、この材料株相場を共に楽しんで行きましょう。
成功を保証することは出来ませんが、現段階で買えるならば、まだ楽しめる可能性は高いと見てよいかと思うところです。
現在、メンバーの募集は行っておりませんが、共に楽しみたいとのご希望が多いようでしたら、近々臨時のメンバー募集を行っても良いかなと思っているところです。
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