原油が落ち着く可能性をちらつかせながら、株価を持ち上げる動きになってきていますね。
原油価格を揺さぶるのは美味しいゲームでしょうし、そもそも「プーチン虐め」が目的である可能性が高いため、現在産油国間での調整が上手くいきそうな気配で報道されておりますが、これで簡単に落ち着くはずもないと思うところです。
ただ、超目先としては落ち着きそうな感じも、確かにあるにはあると思います。
この様な状況ですので、日本株は売り過ぎた分の戻りは良いとしても、今の日本にはどこにも成長期待などはありませんし、政治が動かない事にはどうにもならないでしょうね・・・。
そこで、「政治がどう動けば良いか?」ですが、逆説的に考えますと、意外と答えは簡単です。
内需がGDPの85%を占める日本で、一番重要なのはなにか?
これは、どう考えても個人消費であるのです。では、その個人消費にダメージを与えているのは何か・・・。
これは消費税増税以外の何物でもありません。
悪くなかった個人消費がどこから悪くなったか?
それは5%の消費税を8%に引き上げたところからなのです。
小さい話かもしれませんが、私は今でも各種会計時に8%の消費税には抵抗があります。
払った分何か良いことがあるならば、別に20%でも構わないと思いますが、消費税を上げても一般人は何のメリットも感じられませんからね。
これでは将来に備え、目先の支出増に備え、となりますから、消費が伸びるはずもないのです。
先人は「損して得取れ」と言いましたが、頭の良い政治家も、官僚も、こうした言葉は不確定としか映らないのでしょうね。
そんな中にあって「流石に増税はまずかった・・・」となったのか、株価の急落、消費低迷を受けて、増税先送り、もしくは凍結の話が出てきてるようです。
とりあえず、プラスかマイナスか?と聞かれれば、株価にはプラスでしょうし、景気にもプラスではありますが、感覚的には「これ以上の悪化は防がれる」程度のものと思います。
そもそも8%へ上げた事が間違いですし、このダメージが抜けていないのですから、これを恒久化するだけでも、相当なダメージであります。
自民党は8%据え置きを、選挙の材料に使ってくると思いますが、消費者が喜ぶと思ったら大間違いですし、これで株価が再度20000円を目指すなんて考えているならば「大甘」としか言いようがないのです。
しかしながら、マイナス材料ではありませんし、このまま10%に上げるよりはずっと良いですけどね。
さて、何がどうなるか分かり難い世ではありますが、徐々に相場は「膠着」に向かう様に思います。
膠着に向かえば、相場は材料株が盛り上がる!
そして、これが一番楽しい個人主役の相場なのです。
これ以上、邪魔が入らなければ、相当面白くなると思いますし、結構期待して行って良いように思うところです。
月初に無料メルマガ限定でご紹介した推奨銘柄にも良い動きが見られますし、近い将来大幅上昇のニュースをお伝えできるのではないかと思っているところです。
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