ボラティリティーが大きすぎてくらくらしてしまうような相場が続いておりますね。
世界中で売り材料が次々出てきておりますし、
「とても株なんて買いたくない」
これが多くの投資家の心理ではないかと思いますが、とにかく225の下落が激しいので、日本の投資家が一番苦しいのではないかと思います。
アベノミクスで株高を煽りながら、225関連の値嵩株ばかりを買って日経平均だけを吊り上げる相場を2年もやりましたが、化けの皮が剥がれれば、その反動はこの位になっても仕方がないと思うところです。
マイナス金利で銀行を追い詰めて、「融資を増やせ!」「投資を増やせ!」としても、ここからソフトバンクやユニクロを買いに行く程銀行はバカではありません。また、返ってこない融資を増やすつもりもないでしょう。
とりあえず、勢いに任せて長期金利がマイナスに至るまで国債を買っちゃいましたが、愚かなことをやるのもこの辺までだろうと思うところです。
冷静に考えればわかる事ですが、マイナス金利って事は国債を買った時点で負けがほぼ確定なのです。
そんなものを買うならカネを貸してくれ!と言いたい人が沢山居るかも知れませんが、そんなレベルの人はカネを返さないので、それならやっぱり負けがほぼ確定でも国債を買う方が良いかもしれません。
ただ、こんなものをどんどん増やしていったら、確実に銀行は潰れます。
ならば、銀行はどうするのか?。
想像すれば分かるかと思いますが、想像できないならばメンバー向けにレポートしておりますので、そちらを参考にしてみてください。
さて、右も左も悪材料だらけで、EPSの低下で日経平均は14000円なんて声も出てきております。
昨年末には20000円回復!なんて声もあったのに、今や14000円予想ですからね。
確かにEPSから考えますと、14000円はあり得るなと思うところですが、これでは自民党が参院選で勝てるはずがありませんし、年金も崩壊とは言いませんが、損失を税に頼るより他がなくなるかと思います。
アベノミクスは完全に失敗である事が証明された状態ですが、買っちゃった株を安値で投げたら素人と一緒ですからね。
政権に残された回復手段は、消費税増税凍結もしくは減税。
これしかないでしょうね。
そもそも長期国債がマイナスでも発行できる状態なのですから、別に慌てて財政の健全化なんてする必要がないのです。
外国からカネを借りている訳ではありませんし、堂々としていればいいのです。
ほっとけば円高になってしまうほどに安全なのですから、もう少し世界が焦る位に財政出動をしても良いでしょう。
銀行虐めのマイナス金利で円を安くしようなんて姑息なことをやろうとするからこんなことになるのであり、今まで通り公共事業でインフラ整備でもやればいいのです。
インフラ整備で日本の価値を高めて行けばそれで良いのではありませんか?
田舎に箱モノを作って運営に行き詰まるとか、そんな事をすべきと言っている訳ではありません。
あくまでも経済活動が円滑に行える様に、道路や橋、鉄道などの整備、水道、下水道の整備、災害対策・・・。
日本の価値を上げる工事は沢山あります。
カネを払ってでも日本に住みたい!
そう思えるように国を作れば良いだけなのですから、政治がやるべきことは、実はそれ程難しくないのですが、皆自分の利権ばかりで動くからこんなことになるのです。
首相は外交なんかを頑張っていると思いますが、円安で日本が儲かると勘違いしているのか、日経平均だけ上がれば景気が良くなったと思うおめでたい人なのかは分かりませんが、そろそろ気付いてくれないと本当にまずいかも知れませんね。
確かに1ドル80円じゃ行き過ぎの様には思いますが、95円でも日本企業は利益を得ていたのですし、100円ぐらいをキープできるような相場を意識して公共事業をやれば良いだけ。
日銀は金融危機が起こりそうな時にだけ、カンフル剤的緩和策を打ち出せば良い。
別に難しい事なんてないと思うのですけどね。
話を世界の悪材料の方に戻しますが、「ドイツ銀行が!」であるとか、「シェール関連のジャンク債が!」などと騒ぎ立て「第二のリーマンショックが起こる!」なんて意見もチラホラ。
ここ数年で金融の世界に入った人間には分からないかも知れませんが、私はブラックマンデーも911も、リーマンショックも覚えていますし、多くの金融機関関係者も覚えているはずです。
ここで第二のリーマンショックなんて起こったら、金融機関関係者はみんなバカでしかないでしょう。
こうした大きい事が起これば、必ず何らかの対策がなされて行きますし、いつも新たに起こることは、まったく違う別の事なのです。
特にリーマンショックは・・・この辺はメンバー向けに解説しておりますので、興味があればメンバー専用レポートを参照してください。
さて、書きたいことは沢山ありますが、皆が弱気のところで弱気になっても何の利益もありません。
確かに14000円もあるのかも知れませんし、20000円なんて夢のまた夢でありましょう。
しかし、17000円ぐらいは回復するでしょうし、そもそもこの・・・。
この辺もメンバー向けに書いていますので、本当に儲けたいと願うならば、メンバー専用レポートを参照してください。
あなたが勝つためのヒントは、常にメンバー向けに提供しております。
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