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年初から続いた凄まじい相場は、やっと収束しそうな気配ですね。
ただ、今もまた世界がどうなってもおかしくない様な状況であるとは思いますが、短期でここまで売れる程、酷い状態とまでは思いません。
確かに、いずれ中国は人民を抑えきれなくなり、暴動で潰れる可能性があるでしょうし、欧州も難民問題もありますし、とにかく自由貿易のEU制度がおかしいので、このままでは第二のギリシャが出てきてもおかしくないのです。
原油価格は底打ちした可能性もありそうですが、産油国が安定するには60ドルは必要だとか言われておりますし、そう簡単に落ち着きそうな感じはしません。
中国の減速、実際はリセッションではないかと思いますが、これに絡んで韓国経済はアジア通貨危機時よりも酷い状況の様ですし、世界中でデフォルト騒ぎがあってもおかしくない状況であるのです。
こう考えて行きますと、どう考えても苦しい状況と言えますが、それでも絶望する状況でもないと思います。
日本は世界一お金に余裕がある国なのです。
相変わらず国債暴落なんて言う学者が居ますが、国債の発行が円建てである以上、対外債務が発生している訳ではありませんし、預貯金がこれ程ある状態での暴落なんてある訳がないのです。
多くの国民が「貯金なんて怖い」という状況になれば、国債の発行が上手くできなくなり、場合によっては暴落もあろうかと思いますが、世界中に債権を持った状態で、利息や配当から得ている収入が膨大である日本の国債が暴落なんて事は、そう簡単に起こり得ることではないのです。
また、トヨタやキャノン等の輸出企業が喜ぶために円安政策をとっておりますが、実際に日本は内需がGDPの85%を占める内需国家ですので、デフレから抜け出すためには円安政策ではダメなのです。
中国の様に、投資!投資!と煽って、ばんばん融資して不動産や株を買わせれば、バブルは起こるかも知れませんが、日本は既にバブル崩壊を経験しておりますし、経験した世代が健在なのですから、カネをばらまいて少し位煽ったところで株価や不動産がどんどん上昇するなんて事が起こるはずがないのです。
現にいくらばら撒いても貸し出しは全く増えておりませんからね・・・。
そもそも物が売れないのに、企業に設備投資をしろ!はおかしな論法であり、やらなくて当然なのです。
中国を見れば分かりますが、今の中国は過剰設備投資のなれの果てです。
この様な状況で、単純に設備投資を!なんて煽ったって仕方がないのです。
また、デフレから完全に抜け出せていない状態で財政健全化なんてやったら、益々デフレになるのは当然ですし、働き手が居ないと言って外人を連れてくるのも問題です。
政府は本当にデフレから抜け出したいのでしょうか?
色々ありますが、とにかく日本はどこの国にも借金はしていないのですから、これ以上間違ったことをしなければ、第二次高度成長期を迎えることさえも出来るかもしれないのですけどね。
このまま目覚めずに米に太った豚として食われて終わりかも知れませんが、目覚める事に期待したいところです。
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