おはようございます。

きつい相場が続いておりますね。911だとか、リーマンショックの時のように明確な悪材料があった方がまだ楽な相場でしたね。

今の相場は「真実を発表しているかどうかが怪しい中国の景気」とか、「原油価格下落によって苦しくなっている産油国のお財布事情」など、本当に分かり難い材料ばかりで困ってしまいます。

様々な悪材料があって、どれが主なのか分からないでいるところですが、この世界同時株安の中で突出して売られているのは、間違いなく日本株です。

しかし、何故に日本株が一番売られているのか?

今朝の日経新聞にもある様に、中国向けの輸出が多かった企業は苦しくなって当然だと思いますし、ドルベースで考えて行くと、円高の分余計に日本株が売られている状態と言えます。

また、この売りの原因は、おそらくは産油国の換金売りを材料に、ヘッジファンドが売り仕掛けをしているところが大きいと言えるのではないでしょうか。

そして、この動きを助長しているのが、昨日の記事でも触れた東証が導入した高速取引。

ところで、首相と政府関係者ですが、これだけ下がっても目立ったコメントはありませんね。

年金運用もこのままではマイナスは必至でしょうし、私は仕込み場だとは思いますが、一般人には理解できないでしょうし、そもそもこんな危険な商品に年金を投資するのはどうかと思うところです。

もはや金融政策だけでどうにかしようとしてもダメなのだろうとは思いますし、本気で経済対策をやらないと、日本もおかしくなってしまう可能性が出てきている様に思いますが、とどめはおそらく来春の消費税増税でしょうね。

原油安は追い風ですし、悪いことばかりではありませんが、原油安はアベノミクスの功績ではありませんし、どこをどう見てもアベノミクスは失敗状態でしょう。

いくらなんでも下げ止まる水準まで売られたと思いますが、このままでは元には戻れませんし、当面は揉みあいに入って行きそうな感じがします。

良い政策が打ち出されれば良いのですが、甘利大臣が不正献金疑惑ですし、相当厳しい感じがしますね。

しかし、何故にこの場面でこの材料なのか・・・。

これから色々見えてくると思いますし、今後の展開を待ってみたいと思うところです。

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では、またお会い致しましょう。

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