いやはや何とも酷い相場ですね。
今年の東京株式市場は年明けから6連敗で日経平均は1800円も下げました。
先週までは225ばかりが下げて材料株は影響が薄かったのですが、昨日の下げは流石に効いた様で、材料株も多くが売られました。
本当に「酷い」以外の言葉が見つからないのですが、これ程売られる理由が見つからないのです。
まあ、恐怖を煽ればもっともっと売れるとは思います。
北朝鮮の核実験、中国のバブル崩壊、韓国崩壊の危機、中東情勢不安、EU存続不安・・・。
もしかしたら株なんて売買している場合ではないと思える程に悪材料が多いとも言えますので、どこまでも「売れる」状況であるとも言えます。
しかし、株の利益はこうした恐怖の先にあるのは何時の時代も一緒だと思うのです。
冷静に考えれば、北朝鮮の核実験なんて、今に始まった事ではないし、中国のバブル崩壊なんて何年も前から噂されていた事です。
韓国がおかしくなっているのもずいぶん前から分かっている事で、EUがおかしくなっているのもギリシャ危機の辺りから顕著化しておりますからね。
ただ、中東情勢に関しては、新たな展開が多いので、これは予想外の混乱とも言えます。
混乱解決の方法が間違っているので、早々解決するはずはないと思いますし、これはちょっと厄介かも知れません。
結局、原油の安売り競争状態ですので、今まで富を欲しいがままにして来た中東はすっかり吐き出さされる事になるのでしょう。
そうなりますと、日本株を買っていたオイルマネー分が売りつくすまでは、下げ止まらない可能性が高いでしょうね。
さてどうするのか・・・。
実は答えは簡単です。
いくら中東が売ろうとも、売られたところをGPIFや簡保などがどんどん買って行けば良いだけです。
もちろん安いところをです。
さて、安いところで英断は下せるでしょうか?
株は安いところで買わなきゃダメなのですが、下げると騒ぐ連中が多く、買うべきところで売らされたりしますからね。
さて、日本には覚悟を決めて行動出来る政治力、運用力があるのでしょうか。
まあ、完全にオイルが売って来るかどうかは分かりません。
本来ならば、目先は苦しくとも、配当が得られる日本株などは、苦しくとも手放さない方が良いのです。
中東のお金持ちたちは、その辺を分かっていれば良いのですが、今のところは目先に捕らわれた動きの様に見えます。
ただ、売っている正体はオイルではなく、下落で苦しんでいる中国かもしれませんけどね・・・。
何にしてもどこまでも売られることはないし、今は無理せず様子を伺って行けば良いかと思うところであります。
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