先週末の東京株式市場はSQを通過して一気に戻り、17420円のSQ値は幻だったと判断していたのですが、その後の海外市場が大荒れで、大引け後には再度この値段を割り込むところまで売られました。
週明けのNYは押し目買いの効果もあってダウが反発しましたし、225先物も反発とはなりましたが、まだまだ予断を許さぬ状況となってしまいました。
とにかく問題なのが中国で、既にバブル崩壊は確実と見て良いのですが、対策が小手先ばかりでまともな事が出来ないのです。
結局、下がるのを恐れて売買を止めたところで、再開すれば売って来るに決まっているのです。
止めている間に景気が良くなれば良いのですが、そんな売りが控えた状況のままで景気が良くなるはずがありませんからね・・・。
現に米も空売り規制をした事がありましたが、解除後は売りに悩まされる日々が続きました。
結局、こうして売りたいと考えているところを物理的に止めたところで、何の解決にもならないのは経験済みですが、中国はこの事実を自国にも当てはめて行動すべきと思うところです。
過剰すぎる設備投資、やり過ぎの不動産と株式の投機・・・。
とりあえず、売りたいところが全て売り切るまでは、どうにもならないと言えますが、この投資や投機は日本のバブル崩壊時よりもかなり行き過ぎている様ですから、その破壊力は中国そのものの存在をも揺るがす可能性すらありそうです。
基本的に、中国との直接的なつながりはそれ程大きくありませんし、中国がどうなろうとそれ程日本には影響がないと思うところですが、このグローバル化した世界では巡り巡ってダメージが出ますからね・・・。
リーマンショックも、当初は日本にとって対岸の火事だと言われておりましたが、結局はガタガタに売り込まれましたので、直接的つながりが少ないとしても、やはりそれなりにダメージは出ることと思います。
ただ、一つ忘れてはいけないのは、中国がおかしいのは今に始まった事でもありませんし、周知されていない事でもないのです。
確かに出て来る数字が信頼できないので、想定以上に悪い・・・なんて事もあるのかも知れませんが、それでもまあリーマンショックよりひどいとまでは思いません。
やり過ぎた中国が少し静かになって良い。この位に考えておけば良い様に思うところです。
そもそも、今回の大荒れは日経平均だけの話であり、材料株に関してはそれ程酷くはないのです。今日も大幅に上昇している銘柄もありますし、投資意欲は減退しているとは言え、ゼロではないし、逆に日経平均中心の相場よりもやり易いと思う位です。
芯のしっかりした銘柄を買って、本格上昇を待って行けば良いでしょう。
「中国はやり過ぎた」 そう思って頂ければクリック ⇒

では、またお会い致しましょう。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。