年初から4連安の東京株式市場ですが、その下げ幅は日経平均で1200円を超えた様ですね。
全く酷い相場だと思いますが、原因は何と言っても中国でしょう。
本当に迷惑極まりないと言った感じですが、中国がダメなのはそんなに意外なのかな?とも思ったりはしております。
確かにいずれダメになる国だと思いますが、まだ先ではないかとも思いますし、単純に目先のイベントに過剰反応させているだけにも思います。
目先のイベントとは、例の大株主の株売却解禁でありますが、このタイミングを東京のSQに合わせて来ているのは非常に臭いですよね・・・。
結局混乱を恐れて制限を設けるとか言ってますし、この材料の陰で意図的に大儲けしている輩が居そうな気がしてなりません。
ちなみに、サーキットブレーカーは停止だそうです・・・。
そもそもサーキットブレーカーは市場の過熱を抑えるものであって、実需を変える力はありませんので、今の中国株式市場にこんなものを設けても意味はないのですけどね。
狙いが日本株急落と、そこからの利益であれば、中国の勝利と言えますが、本気で相場を何とかしたいと考えての導入であったのであれば、これは愚かだとしか言いようがありません。
とりあえずではありますが、今日の寄りでSQは算出される訳です。
更に売り仕掛けで下落させても次のSQまでは1ヶ月もあるのですし、ここから更に1ヶ月も下落させるのは骨が折れますし、失敗する可能性も高まります。
日本株は完全な割安ゾーンであり、ここから売り叩くのは誰の目にも怖いのではないかと思います。
しかし、もう撤退が良いのでは?と考えている投資家も多く居るのも事実です。
その気持ちも分かるのですが、こんな下げは滅多にないチャンスとでも捉えておけば良いと思うところです。
今のところ、みんなSQの事なんて忘れている状態で、10時半の上海がどうなるか?だけに気が向いている様ですので、算出後に直ぐに反発なんて事はないかも知れませんが、いずれにしても目先の底値付近であるとは思います。
とにかく、いくら売買の規制をしても、売りたい奴が売り切るまでは、どうにもならないのですから、中国は相場を放置すれば良いのです。
その方が早く毒が出て、症状も治まるのですけどね・・・。
下手に熱さましだとか、害になる事しかやらないからこんな混乱が起こるのです。
この処置の後にあるのは、死亡か長引く病床生活かであり、復活はないか、相当先かでありますけどね・・・。
まあ、何にしても下手に処置をしている間は苦しみが続くと言って良いかと思います。
さて、日本株でありますが、中国が不調であれば、当然円が買われますので、円安だけを材料にして来た日経平均は非常に苦しいと言えます。
放置されていた材料株は影響が薄いのですが、特に日経平均だけはきついのは仕方がないとも言えます。
目先は良いところまで来たと思いますが、今後もこの辺を材料で揺さぶって来る可能性はありますので、観察はしっかりと続けて行かなくてはならないと思うところではあります。
とにかく難しい相場ではありますが、本当に材料株は悪くない状況でありますので、日経平均がこれ以上壊れなければ、それなりに面白くなって行くだろうとは思うところです。
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