おはようございます。

昨夜の米国株は前日の終値を挟んだ揉み合いで、方向感のない展開でした。

米雇用統計の発表を前に動き難いところですし、問題の発端が中国経済や中国株の変動、中東情勢などですが、

昨日は中国が株価対策を矢継ぎ早に発表しておりまして、株価は落ち着いておりましたので、とりあえずは動き難いところですので、こんなものと言えばこんなものでしょう。

しかし、この中国の対応ですが、マーケットの原則を完全に無視しておりますし、一般の国から見れば異常です。

先日はIMFの特別引き出し権であるSDRに認められたのですが、そもそも金融取引が自由でない国が認められた事だけでも驚きですが、何故に認められたかと言えば、やはりカネの力と言う事になるのでしょう。

誰も文句を言いませんが、こんな事をやっている中国に対して、誰が投資したいと思うでしょうか?

あなたは「元」や「中国株」を買いたいと思いますか?

おそらくは投資したいと思わないと思いますし、これは常識のある世界中の投資家共通の考え方だと思います。

これまで日米欧が中心になって大量のカネを市場にばら撒いたのですが、ばら撒かれたカネは運用先を求めて彷徨うのですが、どう考えても中国に行きつくとは思えません。

いくら安い金利で借りているとしても、基本的には返さなくてはならないのですから、なくす訳には行きませんからね・・・。

この様な状況ですので、どうしても円は買われやすいのです。

昨日は黒田総裁が追加緩和を示唆する様な発言をしておりましたが、米の追加利上げがあるかどうかを見極めるまでは、とても緩和なんてやりようがないです。

こうした発言は円高を抑制する効果はあろうかと思うところですが、現状では円安期待は低いと言えますし、当面はせめぎあいが続く可能性が高いかと思うところです。

よって、為替がせめぎ合いであるならば、株価もせめぎ合いで、時として中国発のミニショックの様な事が起こり、下落する場面もあるかも知れませんが、安ければ買われて行く様な相場は続くと思われます。

ただ、見ての通り材料株は堅調ですし、急騰する銘柄も見られております。

今後もこうした動きは続くと思われますし、ここは材料株を狙って行くべき相場だと考えているところです。

良質な材料株で、大きな利益を狙って行ける相場だと思いますので、それなりに世界情勢にリスクは高い状況といえますが、安いところは積極的に買って行くことを考えて良い様に思うところです。

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