先週は嵐吹き荒れる一週間でありましたね。
年末は需給悪化でこうした相場になることもあるのですが、それにしても酷かったと言えます。
直前の18日に日銀が苦し紛れの補完措置なるものを発表し、市場が混乱したことも影響している様に思いますし、環境的に積極的に買いたいと思える様な相場ではありませんでしたので、悪いことが重なったとは思います。
また、今後も好材料、悪材料が入り乱れており、目先的には面倒な動きが出ないとも限らないのですが、基本的には上に向かう相場だと考えて行って良い様に思います。→ ranking
ガンガン買われる様な相場には、なり難いのですが、カラ売りが高水準でありますし、今度は需給面で異常に買われる様な相場が出てもおかしくないと考えて行って良いと思うところです。
ただ、問題は日銀が手詰まりで、もはや日銀パワーでの円安誘導は難しい状況なのです。
18日の補完措置でも分かる様に、日銀にやれる事は少ないと読むべきなのです。
例え追加緩和をしたとしても、その後が無いと見透かされれば、追加緩和をしても出尽くし扱いになりますからね・・・。
既に日銀の出番は終わっており、動くべきは政府であるのですが、この国の問題を解決しようとしている議員は居るのですが、向いているのが国民ではなく、企業でありますので、どうしたって解決しない様に思えてなりません。
この辺がどうしても全体の足を引っ張りますので、なかなか大きな上昇は狙い難いのですが、日本経済を潤す原油安が助けとなり、企業も潤ってくる様に思います。
世論は消費税増税を軽減税率の導入の話で話題がすり替えられておりますが、原油安が続いてくれれば何とか増税も乗り切れるかも知れません。
今のところ原油が大きく反発する材料はありませんし、当面は強気で行けばよいだろうと考えているところです。
とにかく、この水準から大きく売り叩くような相場にはなり難いと思いますし、安いところで弱気になる必要はありません。
安いところは強気で行けば良いでしょう。
では、またお会い致しましょう。
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