おはようございます。

思ったよりもMSQの影響が大きかった今週の東京株式市場でありますが、しばしぬるい相場が続いておりましたので、久しぶりに目が覚めた思いでありました。

この動きの背景は、やはり原油安であろうかと思うところであり、MSQを通過しても原油価格が落ち着いてくるまでは、相場を揺らしてくる材料となる可能性が高そうです。

基本的には今回のMSQへ向けた仕掛けだと思いますので、それ程激しさはないと考えて良いと思いますが、ここまで原油が安いと産油国のデフォルト懸念が増大しており、大国ロシアもまたその懸念の国の一つとなっているのです。→ ranking

まあ、過去にもデフォルトしておりますし、そうなっても何とかなると思いますので、警戒し過ぎてもいけないのですが、目先はダメージがあるでしょうし、今は無理に動かないのが一番なのですが、材料株は悪くないのですよね・・・。

少々リスクは高まっていると言えますが、ここは行動して行くべきところと思うところであります。

ところで、今日はパッと見た目では良さそうな材料が出ておりましたね。

「冬のボーナス3.3%増!」何か良い感じじゃないですか?所得が増えれば消費も増える。アベノミクスの根幹ですからね。

しかし、どうでしょうか、この冬のボーナスは今期の業績を見込んで春に決めているものですが、来期の企業業績は厳しくなるところが多いとのデータが出ておりますし、今回は良いが、次回は?の状態です。

そもそも企業に対し、政府は給料を増やせ!と圧力をかけ、企業はこれに応えましたが、個人はカネを使え!と言われて使うはずがありません。

個人の消費は、将来に対する安心感がなければ盛り上がらないのですが、今の政府関係者の話を見ていても、安心感はありませんので、これで消費が伸びるとは思えません。

公明党は僅か2%の軽減税率を勝ち取っただけで、あのしたり顔ですからね・・・。→ ranking

持ち帰りが8%で、その場で食べて10%・・・。

1000円に対する消費税が100円か80円かの違いで、何をそんなに騒いでいるのでしょうか。

こんな2%の値上げを阻止しただけで、庶民の生活を守ったみたいな事を言われても、困ってしまうのですが、こんな事で喜ぶ人ってどこかに居るのでしょうか?

そもそも内需を盛り上げたいのであれば、消費税は5%以下に戻せば良いのです。

これをやると8%で住宅ローンを組んだ人なんてかわいそうとしか言いようがないのですが、バブル期なんてもっと悲惨な事が沢山ありましたし、全体的に経済が良くなるのであれば、多少は仕方ないのではと思ってしまいます。

とは言え、この国のトップたちは国民を奴隷位にしか思っていない様なので、増税はやってしまうのでしょうね。

おそらくではありますが、このダメージを軽減してくれるのは原油安でありますが、増税の頃に原油が持ち直しているとすると、日本経済はこの増税で破壊されてしまうかも知れません。

本当に恐ろしく危険な状態でありますが、良いも悪いも行くところまで行かないと気付かないのは相場の世界と一緒かも知れません。

本当は危機を避けるように行動すべきなのですが、何故かそうはならないのです。→ ranking

とりあえず、全体ではどうにもなりませんが、我々個人はこうしたことを理解し、出来る対策をしながら生き残る道を模索して行くしかありませんが、まずは株で利益を得て行けば良いだろうと思うところです。

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