昨夜の米国株は原油安が進んだために、デフレ圧力が強まるとの懸念で米利上げは見送られるのではないかとの思惑まで発展して反落となりました。→ ranking
米は産油国でもある為、原油安はマイナス面が多く、この様な反応も当然と言えば当然でありますが、これ程原油安になったのにも関わらず、NYダウは100ドル程度の下げでありましたので、これは大分織り込んできている可能性もあると判断しても良いかと思って見ておりました。
結局のところですが、石油関連企業は苦しいのですが、原油が安くなれば庶民の暮らしは良くなるに決まっているのです。
小金持ちも高排気量の車を買いますし、化学系や運輸系の会社も原油安は大歓迎であるのです。
最悪の場合は原油安で大手シェール関連企業が倒産に追い込まれ、出資していたファンドが潰れたりするケースも出るかも知れませんので、金融危機に発展する可能性も否定は出来ないのですが、その分良いところが出て来るはずですし、悪い方ばかり見ても仕方がないと思うところです。→ ranking
日本経済はアベノミックスでぐちゃぐちゃなので、今のところ頼みの綱は米しかないのです。
来期は減益となる企業が多そうですし、中国や欧州は不調なので、今は米に期待するしかありません。
よって米経済の行方は日本経済の行方よりも気になるところでありますので、今後も観察を続けて行きたいと考えているところです。
この様な状況でありまして、年末株高に期待する声をよく聞くのですが、実現するかどうかは海外情勢次第となりそうです。
何せ日本企業の業績だけを見れば、上値は相当厳しいですからね・・・。
この他にも色々考えなくてはならない事が沢山ありますし、影響することも沢山あるのですが、この他についてはまた別の機会にレポートしたいと思います。→ ranking
さて、見ての通りでありますが、相場はすっかり材料株が主役ですね。
個人は値動きに釣られてインデックス売買に傾斜しておりますが、売りも買いも大量に溜まってしまっており、逆に動き難くなってしまっており、カラカラになった材料株が賑わうのも当然と言えば当然であります。
その内日経平均は暴落が訪れて、多くの投機家が大ダメージを負ってしまいそうですが、そんな相場が出るまでは時間がかかるでしょうし、それまでの間は材料株が賑わいそうな感じがします。
では、暴騰はないのか?となりますが、企業業績に劇的変化は期待できませんので、注目は金融政策になりますが、ここから大規模追加緩和は期待できるはずもありませんし、政府にも期待できそうではありません。
むしろ、消費税増税で日本の個人消費を完全に破壊しかねない状況ですからね・・・。
行くところまで行けば気が付くでしょうし、止めたくても止まらないので、どこまで馬鹿をやるのか観察して行こうと考えているところです。
この様な状況でありますので、225先物ばかり見ていても儲かるはずはありません。
時代はどう考えても材料株なのですから、今一度材料株を見直し、これを買って行くのが一番なのです。→ ranking
目立っているのは8462フューチャーでありますが、今からこれを買うのはどうかと思うでしょうし、私もこれを買いたいとは思いません。
買うならば、やっぱり第二のフューチャーでしょう!
その銘柄は、例の4000番台です。
是非、これを買って楽しんで頂ければと思っているところです。
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