私には対テロ戦争が激化と言いますか、混迷を深めている様にしか見えないのですが、株式市場は意外と落ち着いた感じで、逆に不気味さを感じたりしております。
例えば日本の旅客機が撃墜されたり、タンカーが沈められたり、東京で爆破テロが起こったりすれば、欧米各国の様な報復に走る可能性もあるのかも知れませんが、今のところは対岸の火事状態であり、落ち着いていても不思議はないのですが、欧米各国の株価もそれ程荒れておりませんし、主眼は相変わらず金融政策だったりします。
テロは重大な危機であり、株式市場にとっても大きなリスクであるはずなのですけどね・・・。
まあ、このまま収束してくれればそれでも良いと思いますが、そうは問屋が卸さない様な気がしてなりませんし、今後もこの辺はよく考えて行動して行きたいと考えているところです。
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ところで、原油安は産油国となった米国経済にとって大きなリスクとなるとレポートしたこともありますが、その理由はシェールオイルの生産コストは1バレル70ドル~80ドルとされていたため、これを大きく下回ると採算割れで破綻する企業やファンドが相次ぐと見ていたからです。
しかし、現実にはそれ程多くの破綻が見られず、どうしたことかと思っていたのですが、技術革新などにより生産コストが低減され、60ドルで耐えられるし、優良油田は40ドルでも大丈夫となったとの事です。
シェールの生産コスト減は、間違いなく追い風であり、経済失速懸念を大きく後退させる要因となりますので、歓迎すべき事と思いますので、そういう意味では米国経済の先行きに対する懸念は後退したと言えるでしょう。
ただ、産油国にとっては原油価格は高いに越したことはないと思いますし、原油高は産油国共通の願望でしょう。
IS掃討作戦とか言いながら、米は石油精製施設への攻撃を強化しておりますし、作戦的には納得の行くものでありますが、精製施設を破壊すればするほどに原油価格は騰がりやすくなるのですから、攻撃の恩恵は意外と大きいとも言えます。
武力に対し、武力での応酬・・・。
完全に泥沼であり、こんな事をしてもいつまでも収まるはずもないのですが、意外と原油価格が期待通りのところに行けば、この戦争も終わりが見えるのかも知れません。
戦争も、結局はビジネスの延長である事が多いですからね・・・。
日本は、原油安の方が良いのですし、こんな事に巻き込まれない様にしたいところですが、米の属国ですからね・・・。
政治家や官僚に期待したいところですが、どこまで上手くやれるでしょうか?
まあ、何にしても株高は政府の願いから、GPIFが株の購入に動いた時点から強制的に国民の願いになったと言っても良いのです。
どんどん上げる必要はありませんが、安定的に企業が活動出来るようにしっかりとサポートし、経済活動が円滑に行われる行政であるならば、この願いもかなうはずなのです。
しかし、出て来る話は時給1000円を目指すとか・・・、相変わらずユスリかタカリかと言った政策ばかりですからね・・・。
今は材料株で利益が出しやすいですが、それなりに警戒しておかないと大変な事になりかねません。
ですから、世界情勢と共に、日本の政治もしっかりと観察して行かなくてはなりませんが、今のところは期待薄でしょう。
ただ、補正予算は組まれると思いますし、これで相場は盛り返す様に思うところです。
安いところに居る訳ではありませんので、株価的には慌てる必要はないのですが、実際に景気は悪くなってきている様に思いますし、そろそろ真面目に行動してもらわないと、2万円だって夢のまた夢になりかねませんからね。
とにかく、外資の買戻しが強烈で相場になっている面もありますが、19500円を超えたあたりからはGPIFなどの公的資金はリバランスの売りを出しておりますし、今後は郵貯が買ってくる可能性はあるとしても、リバランスの売りや買戻しが終わった外資の売りを消化しきれるかは疑問でしかありません。
ちょっと脅しすぎたかも知れませんが、要はちょっと気を付けて無理をしない様にしつつ、材料株で利益を目指して行ってはいかがか?と言う事です。
昨日予告したDとかSとか良い感じですしね。
良質な情報を手に、無理なく楽しみながら売買して行って頂ければと願っております。
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