昨夜の米国株は高安まちまちで、方向感のない展開でした。
目立っていたのはappleの売り上げが予想に届かない可能性が高いとの事で、大幅に売られた点でしょうか。
ただ、米経済を揺るがすほどの事ではありませんし、それ程気にするような事とも思いませんので、この方向感のない展開の「一コマ」として考えておけば良い程度かとは思います。
ところで、11月に入って相場の様相が随分と変わり、先高観が幾分か高まってきたように思いますが、とにかくここまでの予想は非常に難しかったと言えます。
その難しさはFRBの動向を見ても分かると思いますが、1年以上の利上げをするだしないだとやっているのですから、これを上手く予想するのは不可能と言っても過言ではありません。
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しかし、一体なぜにここまで予想が難しくなってしまったのでしょうか?
色々考えていたのですが、原因は中国にありました。
結局のところ、中国は生産地、消費地としても凄いのですが、牛耳っている共産党から出される各指標のどれもが信用に値しないのです。
この経済指標が信用出来ない点が非常に大きな問題で、だからこそFRBも利上げのタイミングが見えずにこんな事になっているのです。
しかし、中国の真実は見えませんが、ここへ来て米経済が予想以上に好調になっている点は信用できる情報でありますし、これを中心に考えれば米の利上げはほぼ確実と見ても良いと思うところであり、このほぼ確実な大きな流れが見えて来た事により、中国から出て来る指標への不信感は若干希薄化された様に思うところです。
非常にやり難かった相場は、幾分かやり易くなった様に思うところであります。
後は日本経済がどれ程この流れに乗って行けるのか?でありますが、スピード感を出すには後押しする政策が不可欠であります。
いまのところ、法人税減税が有力かと思いますが、結構織り込まれてきている様に思いますし、もっと斬新な政策が欲しいところです。
では、どんな斬新な材料が出る可能性があるのか?でありますが、どうもここのところの政府関係者の発言を見ていると、「消費税増税は絶対にやる!」的な発言が目立つように思います。
これは、法律でそう決めたのですから、やって当然であるのですから、何もこんな発言を繰り返す必要はないのですが、どうして繰り返すのかと考えますと、本当は見送りか中止を検討しているからではないか?そんな気もするのです。
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結局、日銀からの強い要請もあり、消費税増税は実行せざるを得ない状況でありましたが、ここまで円安になれば日銀に追加緩和を求めても無駄でしょうし、日銀が追加緩和に動けないのであれば、そこまで消費税増税にこだわる必要はないとも言えるのです。
結局、日本の消費を冷え込ませているのは、間違いなく消費税なのです。
デフレを解消し、消費を盛り上げたいのであれば、消費税は減税すべきなのです。
最高の逆進性税でありますし、これさえ何とかすれば、日本経済は本格的に立ち直れる可能性があるのですけどね・・・。
まあ、せっかく増税にこぎ着けた消費税でありますし、そう簡単に手放すとは思えませんが、ここから株価を何とかしたいと考えるならば、避けては通れないと思うところでありましょう。
単に状況からの読みではありますが、これが実行出来たら面白いと思うところであります。
消費を盛り上げたいのであれば、消費税は減税すべき!
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では、またお会い致しましょう。
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