全体的にはFOMC、日銀の会合と、続きますので、金融政策を見極めたいとのムードが強く、相場は様子見状態であります。
FOMCに関しては、米経済の成長に陰りが見えますし、中国の景気減速の問題もありますので、ここで慌てる必要はないと思うところでありますので、今回は見送りと見て良いかと思うところです。
ただ、日銀に関しては読み難いです。
日本の抱える問題は、どう考えても日銀に解決できるものではないのです。
しかし、解決すべき政府は国会を召集しようとしませんので、日銀がやるしかない状況とも言えます。
追及を恐れて国会を召集しないのではなく、実は日銀の退路を封じるためかも知れないなと思える位おかしな話ですが、安倍政権は絵にかいたような無能政権であり、自分では何も出来ないと考えれば、こんな対応をしてもおかしくはないなと思うところではあります。
多分、黒田総裁は馬鹿ではないのです。
したり顔で話す姿を見ていると腹立たしく思う時はありますが、流石にこれ以上緩和しても無駄である可能性は高いと、分かっているはずなのです。
しかし、市場関係者も緩和待望で動いている節がありますし、見送れば相場は急落してもおかしくない感じにも見えます。
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まあ、急落と言っても、目先の調整であり、特に心配するような下げになるとは思いませんが、日経平均19000円でPERが16倍を超えるのが現状でありますから、この値段はどう考えても割高なのです。
今後の成長性が見えれば良いのですが、これ以上の金融緩和で企業が成長できるはずもないのです。
追加緩和で企業業績が上がり、PERが20000円でも15倍台にでもなると言うのであれば、それはまあ買っても良いだろうと思うところですが、そんな事はあり得ませんからね。
また、20000円目標で19000円を買いに行くなんて有り得ないのです。
22000円も行くなら19000円を買っても良いかと思うところですが、僅か1000円の値幅のために19000円を買いたいとは思えるはずがないのです。
緩和で下がった金利でカネを借りてカラ売りして来るところもあるでしょうし、どこからどう検討しても追加緩和はやるべきではないと思うのですけどね・・・。
ただ、このまま放っておけば、消費税増税もありますし、日本経済は大変な状況に追い込まれる可能性が高いでしょう。
一応、日銀は物価上昇目標期間を先延ばししましたし、物価目標のために追加緩和はしないぞと、布石を打ってきたようにも見えるので、予想としては追加緩和は無いとみているところですけどね・・・。
まあ、何にしてもここは様子を見る以外に方法はなさそうですが、材料株の動きは間違いなく良くなっております。
昨日は推奨銘柄にS高銘柄が出てきましたし、あまりにひどい扱いを受けていた材料株は、そろそろこうして救済されるべきなのです。
225は動き難いとなれば、次は材料株!
こんな流れが消失して随分経ちますが、そろそろこんな流れが戻ってくるのではないか・・・。
そんな風に期待も込めてこの相場を見ているところです。
では、またお会い致しましょう。
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