おはようございます。

先週末は中国が予想外の利下げを決定し、日経平均は私の予想である19000円を超えてきました。

このタイミングで利下げをしてくるとは思いませんでしたが、それだけ追い詰められているとも言えますし、市場はこれを評価して株を買っている様ですが、そんなに単純な対応で良いのでしょうか?

中国という国は、そもそも選挙がないので国民に主権がない国でありますので、習近平のやっている事が国民の為ではなく、共産党幹部だけの為の政治であるのは確かでありますが、本当のところはどうしたいのかが、実はよく分かりません。

ここの所、腐敗撲滅と称して締め付けを強化しているのですが、地方役人は贅沢品を買ったり、贅沢な食事をしているだけでも摘発される始末であり、こうした摘発の結果として高級車が売れなかったり、高級飲食店が潰れたりしているのです。

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こうした腐敗こそが、中国経済の根幹であったので、これを正そうとするのは評価できるとしても、景気が減速している中でやれば大変な事態を招きます。

そしてこのGDP6.9%成長でありますが、他の経済指標などから察するに、完全にイカサマであり、最悪の場合は既にマイナス成長に至っている可能性すらあるそうです。

先日、習近平は英国に招かれて、英国への投資を約束したりと、派手に振る舞っておりましたが、週末には利下げですからね・・・。

そもそも6.9%も成長している国が利下げをしたら、インフレが加速してとんでもない事になるでしょう。

また、とても怖いと思うのは、主権のない中華人民達は、当然の如く政府も国も信用しておりませんので、元を持つ事自体に恐怖心を持っている様なのです。

ですから、利下げともなれば、益々元を売りたくなるので、少しの利下げでも大きな元安に向かうのです。

ですから、前回の利下げ直後でその元安を修正するためにドル売り対応したのですが、ここで売られたのが5000億ドルほどで、4兆ドルもあったドルは大分目減りしました。

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今回の利下げで、更にドルの保有残高は目減りするのではないかと見ておりますが、どこまで減るかには非常に注目しているところです。

他にも危ないと思える事は沢山あるのですが、残念な事に市場が見ているのは「金融緩和」だけであります。

例えば話題の爆買いでありますが、中国当局は既に外国での引き出しを200万円までと規制し、海外での爆買いを抑制しようと動いてきておりますが、この締め付けは更に強化されるはずです。

そもそも爆買いで日本の景気が凄く良くなっている訳ではありませんし、免税なので税収が上がっている訳でもありません。

爆買いに対して消費税増税なんて無意味・・・本気で笑えます。

まあ、超目先はこんな相場でも良いかも知れませんが、よくよく考えて行動して行きませんと、本当に面倒な事になりかねません。

せっかく材料株が面白くなってきていたりしているのですが、ここは警戒を強めて本当のチャンスを待つべきでありましょう。

では、またお会い致しましょう。

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