昨夜の米国株は、米国の景気減速を示す経済指標が増えてきている事もあり、当面利上げはできないと踏んだ向きが買いに入り、NYダウは大幅に上昇となりました。
とにかく、中国の減速が鮮明であるのですし、世界的に景気減速は間違いない流れであるのですから、米だけが景気拡大とまでは行けないでしょう。
この様な状況である訳ですから、ここで利上げできないならば、当面出来るはずはないのですし、このまま利上げはないと見て行って良いと思うところです。
また、既に相場は業績云々ではなく、新たな金融相場に期待している状態でありますので、新たな政策なしにどんどん上昇して行く事もないでしょう。
ですから、こんな時は全体的に動きが鈍り、材料株が中心になって行くものでありますし、確かに材料株の動きは良くなっていると思うところです。
期待できる材料株をコツコツ買って、本格的上昇を取りたいところですが、期待できる材料株の情報は私にお任せください。
さて、ここからは全体的な相場観となるのですが、今の相場は間違いなく政治主導でありますので、ちょっと見苦しい点はあるかと思いますので、特に政治批判が嫌いな方は読み飛ばしが良いかと思います。
まず、期待されている金融緩和策でありますが、去年の緩和の後は株価は急騰しましたが、その後は株価も低迷し、現在は緩和水準の下に居る訳です。
言い訳のしようはいくらでもあるのですが、単純に考えれば効果がなかったと言っても良いかと思うところであります。
ですから、今回も緩和に動いたとしても、果たしてどれ程の効果が期待できるのかは分かりませんので、日銀頼みでは少々頼りないと言わざるを得ません。
となれば、やはり政治期待となるのですが、安倍政権は新三本の矢として、GDP600兆円、出生率1.8%、介護離職ゼロを掲げましたが、どう考えてもこれは政策ではなく目標でしかありません。
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何をやるのかはっきりしておらず、非常に曖昧な感じであり、本当に問題を分かっているのか?
それとも、全くやる気が無いのか?
と、かなり怪しい感じであります。
まあ、いつまでやるのかも明示しておりませんので、20年後とか50年後・・・なんて事なのかもしれませんが、普通に考えれば自分の任期中に実現させるか、実現する未来が皆に見えるようにするのが筋というものでしょう。
私の意見としては、確かに夢があり、希望が持てる様な目標ではあると思いますが、根本的にこの目標は間違っていると思いますので、後押しするつもりもなければ、どうすればそれが実現できるかなんて事も考えたりもしません。
とにかく、根本的には経済が良くなれば良いのですから、やるべき事は簡単で、減税で消費を喚起しつつ、無駄な事業をなくせば良いのです。
基本的に我々の税金でやるべき事は、我々の生命と財産を守るべき事でしかないのです。
まあ、文化の保存であるとか、国際貢献であるとか、他にもある程度必要な事はありますが、基本を忘れてもらっては困るのです。
とりあえず、世界一高い議員の給料は減らすべきですし、政治に責任を持ってもらうために、給料の大半は国債や地方債で支払うべきでしょう。
もちろん即売却を制限するロックアップ付きで、最低5年は売れないようにすればよいでしょう。
この位やれば、もう少し真剣に政治にも取り組んでもらえるかと思うところです。
もちろんですが、官僚のボーナスもこの様な感じで国債と地方債で支払うべきでしょうね。
他にも色々ありますが、とにかく今のままではいずれ腐るでしょう。
何せ誰も責任を取るような縛りは何処にもないのですからね・・・。
いくら国債を発行しても売れる状況は続いておりますが、このままではいつか壊れるのは目に見えておりますからね・・・。
本格的に腐る前に、何としてでも行動しなくてはならないのですが、本気で動いてくれるまともな議員の出現に期待してもダメなのでしょうか。
安倍政権が、良い意味で私の予想を裏切ってくれると良いのですが、さてさてどうなりますか・・・。
当面は政治の動向に注意しながら先行きを予測して行くしかありませんので、またも見苦しいレポートが発行する事になるかも知れませんが、株の売買や考え方の参考になればと願っております。
では、またお会い致しましょう。
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