読めない暴落が起こってしまいましたが、冷静に考えると馬鹿らしい相場とも言えます。
今回の暴落の原因は、間違いなく中国発であると言えますが、そもそも中国経済は減速はしているとしても自称7%成長であり、世界中どこの先進国よりも成長している国であるのです。
困った状態であったのは、国が煽って吊り上げた中国株バブルが弾けて暴落した事により、中国株が暴落した事でありますが、いくらグローバル化しているとは言え、基本的に中国株は完全に世界に開けた市場ではありません。
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ですから、例えば89年の日本のバブル崩壊でありますが、あの時は外資が日本株をあまり売買していなかったので、その影響は国内に限られたものであり、世界ではあまり気にされておりませんでした。
今回の中国株の暴落にしても、世界から見れば大した話ではありませんし、ここまで気にする様な事ではないと思うところですが、実際にここまで影響しているのは何故なのかと考えますと、やはりそこにはヘッジファンドとの結託による売り仕掛けがあるのではないかと考えざるを得ません。
と言いますのは、先週の暴落前の状況で東証のカラ売り比率は40%近くまで上昇していたのです。
さて、そこまで売れる程に先行きが暗かったでしょうか?
米は経済が好調で利上げのタイミングを計っていたのですし、日本もまたGDPはともかくとしても、企業決算は良好でありましたし、そもそも中国経済の減速は今に始まった事ではなく、世界中からの周知の事実でしかないのです。
リーマンショックの時は、予見している方も居られましたが、多くにとっては予想外の事でありましたし、あれこそが本当のショックでありましょう。
世界中に不良債権がAAAでばら撒かれ、巨大銀行があっという間に破綻に追い込まれたのですから、それはショックが起こって当然であると言えます。
しかし、今回のショックはどうでしょうか?
何かそれ程困った事が起こっておりますでしょうか?
あるとすれば、原油安で米国の原油絡みの企業が減益となりそうで、同時にインフレ圧力が弱まるので、利上げは出来ないと言いますか、やる必要がない。
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これはドル安を生みますので、日本にとってはある程度のマイナスになりますが、明日がどうなるかも分からない様なリーマンショックに比べてどうでしょうか?
特に問題はないと思いませんでしょうか?
少なくとも私は問題ないと考えております。
ただ、ここまで売ってしまうと、あちこちから投げが出てきますので、投げが落ち着くまではどうにもならないとも言えます。
また、このまま放置してもいずれは戻るとしても、こうした仕掛け的売りには対抗するぞとの姿勢を明確にしない事には、ヘッジファンドのやりたい放題になりかねませんし、ここは日米欧の政策を待ちたいところでしょう。
また、一応当事国の中国の動きにも注目したいところです。
今日は年金の株式運用比率をアップさせるとの報道がありましたが、正直言ってこれだけではどうしようもありません。
当事国は信用取引の停止、もしくは相当なる縮小が望ましいでしょうし、そうした方向へ向けて規制して行くべきと思うところです。
まあ、規制しても闇金を通じて資金を手にしてギャンブルに打ち込むのでしょうけどね・・・。
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とは言え、我々も数年前まで証券金融などを使って鉄砲取引(差金決済)などをやっていましたし、あまり偉そうな事は言えませんけどね・・・。
とにかく、これで終わりの相場ではありません。
ネットの書き込みを見ていると、18000円位までは売られそうだなんて意見が多い様ですから、その手前ぐらいでは止まるのかも知れませんし、その位の覚悟をして買う準備をしておけば、何とかなるだろうと思って見ているところです。
こんな暴落もありますし、だからこそ普段は信用取引を多用しないようにとお伝えしているのですが、この意味が分からないと、こんな場面で退場という事になります。
ですが、教えを守っていれば、こんな下げもチャンスに変える事ができるのです。
まあ、チャンスに変えるためには勇気も必要ですけどね・・・。
ちなみにですが、こんな相場でも一番お奨めの銘柄は、小幅ながら上昇しております。
なんとも頼もしい存在です!
これからが本番だと思いますし、今後の相場に期待しているところです。
では、またお会い致しましょう。
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