先週の下落は一体なんだったのか?

そう思わずにはいられないほど急激な戻りが出ている東京株式市場でありますが、そもそも下げていた理由がギリシャ問題であるとか、中国株の暴落に対する売買停止措置などであり、これらが落ち着いてくれば、こんな動きでも当然と言えば当然であります。

月曜の段階では合意の可能性は低くそうで、ここまで合意できなければ無理なのかも知れないなと思っていたのですが、ギリシャ政府の答えは国民投票で否決された内容よりもギリシャに取って辛い内容でありました。

これでは何のための国民投票であったのか、さっぱり理解できませんし、身から出た錆とは言え、ギリシャ人には不幸が続くこの状況は、非常に嘆かわしいですね。

しかも、結局は借金が増えるだけの状況でありますし、問題を先送りしただけに過ぎません。

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とにかく、本当は国民が悪い訳ではないとしても、そろそろやる気を出して行かないと、本当にギリシャはなくなりかねませんが、ギリシャ国民はここらで立ち直る事が出来るでしょうか?

後は一番強烈な下げを提供してくれた中国ですが、今も6割ほどの銘柄が売買停止のままでしょうし、これが解除されれば反動も出ようと思うところではあるのですが、とにかく株価は何とかするとの思惑があるでしょうし、これ以上の大混乱はないかも知れませんね。

実質カラ売り禁止状態でありますし、まあ何とかなるかも知れないなとは思うところです。

ただ、カラ売りがあってこその上昇相場とも言えますし、カラ売りを止めた状態で再度高値に進む事はないでしょうね・・・。

まあ、買って、買って、買いまくれば、高値更新もあろうかと思いますが、売りがない状態の相場は売りに転じた時が怖いのです。

何せ買っているところが投げるしかない相場ですからね・・・。

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カラ売りを禁止するならば、信用取引そのものを止めないと、結局どこかで混乱は起こると考えて良いのですけどね・・・。

まあ、当面は問題ないでしょうし、とりあえずは良しとして行けば良いかと思うところですが、こんな事をやっていると、どこかでおかしなことが起こる可能性はあると考えておくべきでしょう。

とりあえずは落ち着くとしても、いずれまた中国は波乱を提供してくれる事になると思いますので、引き続き警戒は続けて行くべきでしょう。

この様な状況でありますから、なかなか難しい相場と言えますが、強烈ながらも先週の下げで強制的に整理は済まされたことになります。

特に買い残が溜まっていた訳ではありませんが、相場は停滞気味でありましたし、上値は結構重かったのですが、これで軽くなったとの判断が下せるように思います。

ただ、もちろんですが、買いの主体は期待出来る材料株であり、こうして高いところで日経平均を買うのはお勧めできません。

勝ちたいのであれば、基本位は忠実に守って行きたいところです。

では、またお会い致しましょう。

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