後半は小幅だったとは言え、日経平均が12連騰は記録的上昇であり、見ているだけで疲れる相場でありましたが、昨日は小幅反落となり、ホッと一息と言った感じでした。
今日も欧米株が軟調でありましたし、基本的には調整色が強まりそうですが、本格的調整の可能性は低そうです。
何せ相変わらず信用買い残が溜まっておりませんし、信用売り残が増えている位であります。
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この信用売り残が外資のものであれば、もしかしたら売り仕掛けで下がる前触れかも知れないとも考えるかもしれませんが、多くは個人投資家の売りの様ですし、まあ踏まれる運命かと・・・。
どんな理由で売って来ているのかは分かりませんが、日経平均のPERが17倍を超えて来ておりますし、割高感を感じているのでしょうかね・・・。
確かにPERは投資判断においてよく使われる指数でありますが、いずれまたリスクオフとか言われてPERが14倍ぐらいまで売られてくる事もあろうかと思うところですが、企業業績は伸びて来ておりますので、株価が横ばいでもPERが下がる可能性は高まっているのです。
本来、株は業績を買うのではなく、将来の期待収益を買うものでありますから、将来への期待が高まれば、平均的なPERよりもずっと高くなって行く可能性があるのです。
どうも決算を見て、業績がどうだとかと言う人が多くなって、夢を買う人が減ったと感じるのですが、実感はないものの、実質賃金は上昇したそうですし、就職も楽になって来たそうです。
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今後、愚の骨頂である消費税増税が待ち構えておりますし、どこまでも相場の上昇が続くとは思いませんが、まだ目立った過熱がない様な相場でありますので、こんなところで売っていると大変な事になりかねません。
売りたい気持ちも分かるのですが、ここは売るよりも、買える銘柄を探して行く方が良いのです。
何せ騰がっていない銘柄は沢山あるのですからね・・・。
目立って上昇した銘柄を、これ以上上昇しないだろうと考えて売るよりは、上昇期待のある銘柄を買っていく方がより現実的だと思うのです。
特に多くの個人が株を手放し、しかもカラ売りまで入れているのに対し、外資や年金などの公的資金は買いに来ているのですからね・・・。
経験上から言えるのは、このパターンで個人が勝利することはありませんので、やはり今は売るべき時とは思えないのです。
ただ、もちろんではありますが、急騰した銘柄などは一部利食いなどして行くべきですし、本当に騰がるだけ騰がった銘柄は全部利食いしてしまっても良いでしょう。
お勧めしている銘柄で、随分騰がって一部利食いなどをして行ってくださいとしている銘柄に、3401帝人(推奨時329円)や3569セーレン(推奨時1047円)がありますが、この位騰がれば利食いしても良いでしょう？と思うところです。
そして、それらの資金をどうするか？でありますが、これはカラ売りに回すのではなく、当然期待出来る銘柄に向けるべきで、ここのところ力強くお勧めしているのが、重いけど軽い銘柄です。
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これは、完全に謎かけであり、株価の話をしているのではありません。
まあ、足取りは少々重い感じですし、推奨してから未だ10％も上昇しておりませんが、いずれ早くなって行くと思いますし、出来高が十分にありますので、誰でもいつでも参戦出来る様な良質な銘柄となっております。
ただ、このチャートですと、ちょっと怖くて買い難いかな・・・とも思いますが、まずは買ってみるしかないでしょう・・・。
その後に押し目があれば、幸運と思って買い増しすれば良いし、このまま行ってしまったら、また次の推奨銘柄に目を向ければ良いのです。
とにかく、買ってみないことには始まりませんし、ここで日経平均や銀行株などを売りに行くよりは、ずっと期待出来る行動だと思うところです。
銘柄によっては売りでも取れるでしょうけれども、多くはここで売っても取れないでしょう・・・。
本格的に踏まれる前に、目を覚まして買える銘柄に資金を振り向けて行くべきと思います。
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