今朝までの海外市場は欧州、米共に概ね大幅反発でありましたし、225日経平均先物も反発しており、今日は買いでスタートしそうな気配が濃厚ですね。
やはり、株は安くなったところで買わねば儲からないと思うところでありますが、相変わらず難しい相場でありますし、なかなか昨日の下げを見ても買えないだろうなとは思うところであります。
まあ、私としても今は様子を伺うべきところであり、無理に買いに行く必要はないと考えているところでありますが、高いところを買いに行って取らせてくれる相場ではありませんし、当面は上昇局面は慎重に見て行く必要があるでしょう。
ところで、TPP交渉が大詰めを迎えている様で、そろそろ決着となりそうな気配も感じるのですが、これが決まれば株価にはプラスに働くでしょう。
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特に輸出企業にとってはプラス面が大きいですし、TPPが決まれば膠着した相場にも動きが出てくる様に思うところですし、私も仕事的には歓迎なのですが、このTPPの争点で日本側が求めているのは自動車部品などの関税撤廃で、工業製品を米に売ろうと言う目論見で、米側が求めているのはコメなどの農産品の輸出増であります。
確かに工業製品が売れるのは良いと思うところですが、恩恵を受けるのは一部の輸出企業でしかありません。
一方コメの輸入が増えれば国内の農家は更に苦しくなりますし、更に質の悪い農産品が増える事になりますので、安く手に入るという意味では国民にとってプラスに働くとも言えますが、農家を苦しめると言う事は、国民の命を売るに等しいことです。
また、報道の対象になっておりませんが、農産品の輸出がどうだとか言う問題はほんの入り口に過ぎず、本当に懸念されるのは遺伝子組み換え食品の強制的な押し付けと、日本での栽培の認可であろうと思うところであります。
どうせ止めようもない話でしょうし、自分の身は自分で守るしかないのですが、これから起こる事にしっかりと目を向けて行かなければ、TPP締結によって、いつの間にか自分の命も食われかねない事となるでしょう。
株の失敗はカネを無くすだけで済みますが、食の失敗は命を無くす可能性がありますからね・・・。
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まあ、カネに依存し過ぎていると、カネを無くして自ら命を無くす人も居ますが、とにかくカネがなくとも心の持ちようで何とでもなると思うところですが、食が乱れれば着実に命が削られて行きますので、これは心の持ちようでどうにかなるものではありません。
TPPは商売繁盛の反面、我々の命を確実に削って行くものであるとの認識で行かなくてはならない厄介者であります。
国は本当にこの辺の事が分かっているのか？と疑問に思ったりもしましたが、結局国は国民に健康を害してもらい、病院に行ってもらう事が仕事でありますので、多分この辺も狙っているのかも知れませんね。
医療費が増大して問題だだとか言いながらも、相変わらず医療費を減らす努力なんて見かけ倒しに過ぎませんし、誰も医療利権を手放そうなんて思わないでしょう。
全てはこの集金システムに組み込まれた流れの延長でしかないと思うところであり、我々が助かるかどうかはこうした事を理解して行けるかどうかにかかっていると言えます。
まあ、とりあえずTPPは株価を押し上げる可能性が高いですし、ここでしっかり利を得て行くのがとりあえずの防衛策かと思うところです。
では、またお会い致しましょう。
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