調整に入るかと思われた日本株ですが、米の利上げが遠のいたとの観測から海外株が揃って高く、日本株もまたこの流れに押し上げられそうな気配が濃厚となって来ました。
まあ、日本株と言ってもこの場合は大型の主力株が中心であり、所謂個人が好きな中小型の材料株はなかなか厳しいものがあるかも知れません。
見ての通りではありますが、上昇を続ける日経平均を尻目に、東証マザーズ指数は年初から下落続きであり、ここに個人が苦しんでいる様子が凝縮されている様に思うところであります。
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ただ、ここのところの株高の流れで個人もやっと買う気になって来た様で、材料株がじわじわと活性化しつつあるのも事実です。
日経平均がこのまま調整に入ってくれればこの動きは拡大して行ったと思うのですが、この分では未だ本格的な材料株相場には時間が必要かなと思うところであります。
ところで、世界中で続いている株高の流れですが、リスクはないのでしょうか?
経済規模が大したことがないので、流石に多くの投資家が気にしなくなったギリシャ問題は置いておきますが、ウクライナ問題は更に深刻化する可能性がありますし、中国は不動産の値下がりで不良債権が膨大となり、このままではまずいと個人向けローンの規制緩和に動いてきました。
また、ブラジルは景気が悪くなる一方であるのに、通貨防衛のために利上げを続けている状態で、このままではハイパーインフレに進んで行ってしまう可能性があるでしょう。
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高利回りに釣られてレアルを買っている投資家が結構居る様ですが、ブラジルは過去にデフォルトしている国でありますし、再度のデフォルトがあってもおかしくない国であると考えておくべきでしょう。
下手にレアルを買っていると大変な事になりかねませんので、注意が必要と言う事になるでしょう。
スタジアムがなくてもオリンピックは可能と思いますが、デフォルトしたら流石に無理ではないかと思うところですが、さてさてどうなりますか・・・。
こうして、一歩間違えれば世界を揺るがしかねない問題がいくつかありますし、私はこの株価で強気で居るのは怖い事だと考えておりますが、とにかく忘れてはいけない事は、世界中の緩和マネーが市場に溢れかえっており、それが世界中の株価を上昇させている点です。
米は利上げが視野に入っているとは言え、時期は年後半でしょうし、相当小幅である可能性が高いと思うところですから、利上げを機に流れが変わる可能性はあるとしても、債権で利を得ようと考えてもそう簡単には行かないのが今の世界情勢であり、株への投資が大きく減ることはない様に思うところです。
ですから、リスクはあるにしても、行くところまでは行くしかないのですし、あらゆるリスクが現実になった時に行動出来る準備をしながら、引き続き前向きな投資姿勢を続けていけば良いと考えているところです。
こんなにも日経平均が上昇しているので、普通に考えれば喜ばしいはずなのですが、中身を良く知り、的確な判断を下して行かないと、ストレスばかりが溜まる酷い相場とも言えます。
とは言え材料株も動きが良くなって来ておりますし、これから面白い銘柄が出て来る事と思います。
ここまで取れていなかったとしても、これから取れば良いし、いくらでも逆転できるのが相場の世界であります。
あくまでも前向きにチャンスを狙って行って頂ければと思いますし、そのお手伝いをさせて頂ければと願っております。
では、またお会い致しましょう。
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