ハト派のイエレン議長が突然タカ派的な発言をするはずはないと、私は勝手に予想しているのですが、今回もまたかなりハト派的な議長声明でありました。
議長声明発表直前まで米国株はマイナス圏で様子見の動きであったのですが、利上げは遠いとの判断が下せる内容を確認するや、あっという間にNYダウは18000ドルを回復して来ました。
まあ、ここまでの流れを見てくれば、当然と言えば当然でありますが、株で怖いのは良くも悪くもサプライズであり、この株価ではこんな警戒感があってもおかしくはないのかなと思うところでありましたが、相場というものは半年先を読むと言います。
それがどうでしょうか?
今の相場は半年先を読んでいるでしょうか?
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FOMCでは4月の利上げはないと言った程度であり、半年先と言ったら9月です。
利上げは確実に株にダメージを与えますし、今回のFOMCで9月まではないと思える内容だったとしても、ないと言い切れる様な内容ではありませんでしたし、随分と目先しか見ていない相場にしか見えません。
また、日本株は更に歪で、上昇しているのは日経平均絡みの値嵩株が中心であり、多くの材料株は目立って動いてきておりません。
これは、個人が買いに来ていないからとも言えますし、個人が買いたくないからとも言えますが、公的や外人が材料株を買ってこないからとも言えます。
外人は5週連続買い越しでありますし、いつまでもこんな歪な取引を続けられるはずもないと思うところですが、個人を相場に誘い込むには日経平均を上げるのが一番でありますからね・・・。
既に行き過ぎの日経平均でありますが、個人がもっと相場に入って来るまでは、まだまだ行き過ぎる可能性が高いと見ても良いかと思います。
チェックポイントは沢山ありますが、下手な常識は当てはめず、行くところまで行くと決めてこの相場に臨みたいところでしょう。
では、またお会い致しましょう。
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