今朝までの海外市場は概ね上昇でありましたが、これで日本株が高値を目指す様な上昇ではありませんし、今日も方向感のない展開が続きそうな感じです。
インバウンド関連が盛り上がったりと、材料株相場の様相もあったのですが、なかなか広がりが見えて来ない状態が続いており、ストレスの強い相場であると言えます。
相場の盛り上がりは個人投資家が動いてくるかにかかっているなどとも言われますが、個人の癖としては押し目買いか、追撃買いしかないのです。
また、押し目買いは吹けば直ぐに売ってしまいますし、下落を止める役割としては良いのですが、売り仕掛けに遭えば投げさせられて下げを加速させますので、押し目買いは上昇の役には立たないのは明らかであります。
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今の相場は、GPIFなどの公的が安くなれば買ってくる状態でありますし、外資もこの辺を見ているので売り仕掛けを画策したりはしません。
特に信用残が積み上がっていないのですから、この状態で売り仕掛けをしても勝てる可能性は低いのですから、当然と言えば当然であります。
こう考えて行くと、早々押し目はないと考えて良いのですし、個人には上値を買ってもらうためには相場を盛り上げて、買いたくさせるしかないのですが、それにしても目先は一気に上昇し過ぎておりますし、仕掛けている側としても慌てる必要はないと考えている事でしょう。
まあ、単に買い上がるだけで個人が買ってくるはずがなく、やはり個人は景気が良くなると実感しないと本格的には買ってこないのだろうと思うところでありますから、景気動向からは目が離せませんが消費者心理には明るさが見えてきたようです。
ただ、どう考えても原油安による恩恵であり、景況感が原油価格次第と言うのはどうでしょうか?
原油価格が上昇すれば、景況感は悪化すると言う事になるのですから、これを良しと考えるにはちょっとどうかと思うところであります。
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では、何故にここまで景況感が悪くなっていたのかと言えば、どう考えても消費税増税の影響なのです。
こんなバカな政策を実施しなければ、今頃相当景気も盛り上がっていたはずですし、税収増も期待出来たはずなのですけどね・・・。
10~12月期の個人消費支出は安倍政権発足当時にすら届いておらず、安倍政権はどう考えても景気を悪くしているだけなのですが、未だに支持率が高いのはマジックとしか言いようがないでしょう。
やれるとは思いませんが、このまま消費税を10%に上げたら、それこそ大変な事になってしまう様に思えてなりません。
まあ、やるかどうかを見極めながら、株価を予想して売買して行くだけですので、私としてはどちらでも良いと思うところではありますが、本当に景気を盛り上げたいならば、ちゃんとした消費刺激策を実施するしかありません。
今のところやれそうな雰囲気はありませんが、まずは見守るしかない状況であると言えます。
とりあえず、見えるところを見て、読める範囲で無理なく行くのが今の相場で必要な行動でしょう。
基本は強気で良いのですが、無理をする様な相場ではありません。
控えめにコツコツ行けば良いと思うところです。
では、またお会い致しましょう。
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