
おはようございます。
昨夜の注目は、何と言ってもイエレン議長の議会証言であったのですが、これがかなりハト派的でありまして、マーケットは素直に好感した形となりました。
解決するかどうかは分かりませんが、ギリシャ問題も解決に向けて動きだしたようにも思いますし、株式市場には好材料続きとなりました。
ただ、イエレン議長は元々ハト派でありますし、慎重に慎重を重ねて来るのは今までを見ていれば分かる事ですし、別にサプライズがあったとは思いません。
これで株がどんどん買われてしまうのですから、ちょっと怖いと思えなくもありません。
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結局、やっとばら撒いたカネが投資に回って来たという事でしょう。
本来は融資に回って行かなくてはならないはずなのですが、株が騰がればある程度経済効果が出てきますし、何と言っても気分は良いですよね?
景気が良くなって行く様な錯覚も出てきますので、一応経済効果はあるのです。
日本もまた同じ状態で、日銀が株、国債、REIT等を買ってカネをばら撒いておりますが、利益を享受できるのは金融機関と投資家ぐらいなものです。
ですから、こうして株を売買している人しか享受できない利益であるので、微妙と言えば微妙なのですが、とりあえず我ら投資家にとっては効果大でありますし、これからもこの恩恵を受け取って行けば良いでしょう。
しかし、本来ならば株をやらない大多数の国民が利益を得られるような政策が必要であるのですが、またも大臣辞任なんて事が起こっており、相変わらず政治は酷いなと思って見ているところであります。
株価対策ではなく、景気対策をしないと、本当に大変な事になりそうなのですけどね・・・。
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株価にごまかされておりますが、個人消費の落ち込みは酷いですし、原油安に助けられてはおりますが、消費税増税分に個人所得が追い付いていないのですから、これはもう増税が失敗であった事は目に見えているのです。
何とかしないとまずい局面まで来ているのですけどね・・・。
ちなみにですが、同じバラマキをしているのに、日米欧でどうしてここまで差が出たのでしょうか?
この差の原因は、米は緊縮等せず、大量にばら撒いた事により景気が回復。
日本はばら撒いているが、いつも危険だ危険だと騒ぎ、増税と言う暴挙に走り景気を腰折れさせた。
欧州はばら撒いているが、緊縮、緊縮で、弱いところを中心に悲鳴が上がっている状態。
まあ、個別を見ると悲鳴の陰でドイツが儲かっているだとか、勝ち組と負け組が出ているので、その辺が狙いなのかな?とも思うのですが、何にしても全体が良くならないのは緊縮のせいでありましょう。
米はシェールオイルに助けられたとも言えますが、何にしてもバラマキ姿勢が一番強かったのですし、それが功を奏したと考えて良いでしょう。
今は株価が上がって嬉しい状態が続いているのですが、色々問題点もありますし、先々上昇としても、波乱の芽は結構多い様に思いますし、あまり調子に乗って職種を伸ばして行くと、結構大変な事になりかねません。
高値更新で沸き立つ相場でありますが、ポイントを抑えて、的確に行動して行きたいものですね。
では、またお会い致しましょう。
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