先週末の米国株は予想以上に良かった雇用統計がサプライズとなり、株価は上昇で始まったのですが、利上げへの警戒感や、ここまでの上昇で織り込み感が強くなって売られ、三指数は揃って反落となりました。
ただ、ドルが買われて為替が2円ほど円安に動きましたので、225先物は値上がりする結果になりました。
これを受けて週明けの東京株式市場は高く始まるだろうと思うところでありますが、先読みすればドルが高くなれば米の輸出は伸び悩む訳ですし、経済成長が鈍化する可能性は十分にあるのです。
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雇用統計はサプライズでありましたが、このままドル高が進むような一方通行の相場にはならないと思いますし、先週末の為替には相当イナゴも付いていた様に思います。
確かにサプライズであったとしても、2円も動くほどのサプライズではないでしょう。
まあ、長期的にはドル高でしょうし、先取りしていると言えばそれまででありますが、目先としてはイナゴの影響が相当あったように思えるところであります。
さて、イナゴと言えば先週の東京株式市場ですが、ソニーと日立の相場がこれを象徴している様に思えました。
共に決算を発表し、共に「悪くない」程度であったのに、株価の動きは対照的で、ソニーはS高まで買われる様な急騰劇で、日立は売り気配で大幅安と言う結果になりました。
大きな違いは信用残で、ソニーはカラ売りが多く入っており、悪くない決算で踏み上げられたのに対し、日立は売りがほとんどなく、買い残が多かったので売られたと言えます。
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結局残だけの問題とも言えますが、それにしてもこれ程大幅にソニーや日立が動くのは珍しいですし、特にソニーがS高なんて私には経験のない事でありますが、もしかしたらITバブルの時にあったかも!?ぐらいの出来事でした。
しかし、例えあったとしても、あのITバブルの最中でありますし、今の相場とは比べようもない状態であります。
これは、こうした動きに機敏に反応するイナゴの仕業であろうかと思うところでありますが、こんな取引で本当に儲かるのでしょうか?
私ならば、売られた日立をコツコツ拾って行きますし、ソニーは放っておきますけどね・・・。
信用残だけに左右された様な株価は、結局は修正されてほど良いところに行くものですし、振り回されない事が大事だと思うところであります。
さて、今週はいかなる相場になりますでしょうか?
予想は難しいですが、詳しくはメンバー専用情報をご覧ください。
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