今日は話題が豊富で、何を書いたら良いかで迷うところであるのですが、どれも期限切れとなりそうな話しばかりなので、出来るだけ書いて行きたいと思います。
まずはスカイマークの民事再生法申請でありますが、ほぼ底値で買いを推奨し、大きな利益をあげさせて頂いた銘柄だけに、思い出もある銘柄であります。
ここが民事再生法を申請したのですから、持ち続けていたら危なかったなと思うところでもありますが、基本的に業績が悪い状態で身売りの話が出ているとのネタで仕込んでいたのですし、身売りが決まらなければこんな結果になっても当然と言えば当然です。
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しかし、何故にこの様な結果になったのかと考えると、第一に言えそうなのは社長がちょっと生意気だった点でしょうか。
潰れたら困るだろう?みたいな雰囲気や、うちの発着枠が欲しいだろう?みたいな態度は、絶対に受け入れられないなと見ておりましたし、こんな奴は助けない!となっても全く不思議ではありません。
第二に言えそうなのは、違約金の支払いを求めていたのがエアバスだったから・・・でしょうか。
もしこれが、ボーイング社だったならば、間違いなく米政府からの圧力で国が支援してでも航空機を買い取るなり、違約金を払うなりとなったはずですが、エアバス社は欧州系ですからね・・・。
倒産ならば払わなくてよくなりますし、こうして借金をきれいさっぱり整理して、生意気な社長の首を切って役員を入れ替えて、どこかがこれを買い取る・・・。
非常に合理的判断と言う事になるでしょう。
株価がこんなにも高いところで民事再生法なんてたまらない話でありますが、発表直前に急落しておりませんから、珍しく公正な取引が行われていた様に思うところであります。
何せ民事再生法直前に株価急落なんてザラですからね・・・。
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この株価でも民事再生法と言う怖さはありますが、今後もリスクを予測しながら引っかからない様に注意して投資して行きたいところでありますね。
さて、次に取り上げたいのはギリシャでしょうか。
議会はすっかり緊縮反対の様で、ギリシャ株は暴落の一途であります。
もはやデフォルト覚悟の様な感じでありますが、ギリシャ人は本当に馬鹿なのかもしれませんね。
結局、以前はギリシャショックが懸念されておりましたが、ECBが潤沢に資金供給を実施した結果、他の国への信用不安は払しょくされ、ギリシャが潰れても問題なしと言えそうな位の状態になっております。
また、ギリシャ不安によってユーロは売られておりますので、ドイツなどの輸出立国はますます輸出が伸びる訳で、好調な経済が更に好調になると言う好循環が生まれております。
本来好調なら買われる通貨でありますが、ギリシャが足を引っ張ってくれているので、買われずに済んでいるという・・・。
ギリシャは完全にカンフル剤に使われているだけで、暴れれば暴れるほどドイツは嬉しい状態にあるとも言えます。
デフォルトしたってあちこちの重要不動産などは外資に買われて行くだけでしょうし、気が付いたらギリシャは誰かのものになってしまって、ギリシャ人の国ではなくなってしまう事でしょう。
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どこまでおもちゃにされるのか見物ですが、引き続きギリシャショックはないと見てよさそうですし、冷静に観察して行けば良いかと思うところであります。
さて、次はFOMCの結果でありますが、「相当な期間」と言う文言が削除されたことにより、利上げが近いとの見方が優勢となって売られた株式市場でありますが、基本的に経済が良好なのです。
だからこそ利上げなのですし、確かに利上げは株式市場にとって不安材料であると言えますが、こうして徐々に織り込んで行くのですし、利上げは一時的下げ要因になったとしても、それがショックになるはずもありません。
市場がまだまだ支援を必要としているのに利上げとすれば、それはまあショックも起ころうかと思うところでありますが、そういう訳ではないのですからね。
心配もあろうかと思いますが、気にし過ぎない事が重要かと思うところであります。
では、またお会い致しましょう。
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