ここのところの原油安で世界中の相場が大荒れとなっており、特に産油国であるロシアはトリプル安に見舞われており、ロシアは原油価格が60ドルとなればGDPはマイナス4.5%成長となるとの予測までもが出て来ました。
既に原油価格は50ドル台でありますし、UAEでは40ドルまで下がっても減産はしないと明言した事もあり、原油が下げ止まるきっかけはまだ見えません。
唯一原油高になる可能性の高い材料はイスラム国が暴れて原油施設を占領、または破壊と言ったことが起こればでありますが、原油価格が下がればイスラム国の活力も失われるはずですし、あまり期待は出来ないと考えるべきかもしれません。
このまま行けば、ベネズエラなどの原油依存度の高い小国はデフォルトの危機でありますし、大国ロシアもどうなるか分かったものではありません。
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そう考えると株式投資なんて怖くなってしまうところであるかもしれませんが、原油安で良い事の方が、悪い事を完全に上回ります。
ちょっと考えれば誰にでも分かる事なので、余り細かく書く必要はないと思いますが、日米欧の先進各国は、原油高によって苦しんでいたし、原油高が原因で景気が悪くなっていたとも言えるのです。
過去、二度のオイルショックがあり、株価は共に暴落しましたが、現在は逆オイルショック状態であり、個人的には株価が暴騰してもおかしくないと思っている位であります。
今のところ株価は何処も下落の流れでありますが、どこかで冷静な判断が下され、様相は一変するはずです。
まあ、その前にロシアがデフォルトしたりとか、何か大きな悪材料があるかも知れませんが、それでもロシアがどうにかなっても先進各国に与える影響は大きくないでしょう。
どう考えても先々原油安はプラスに働きますので、目先はヘッジファンドが煽って売り仕掛けをしてくるかも知れませんが、そこは買えば良いだけの事でしょう。
インフレ目標は益々達成困難になりますから、日欧は共に金融緩和姿勢を強めるでしょうし、株価が上がらない理由を探す方が困難であります。
とは言え日本は、来春は消費税の納税がありまして、これが払えずに倒産する企業が多数出てくる可能性があり、景況感などを加味しながら先々を予想して行くのですが、ここから2か月後の日本の景気がどうなっているのかで、大きく状況は異なります。
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そういう意味では、まだまだ予断を許さぬ状況であると言えるのですが、原油安で株価が下がって大変だ・・・的な考えでは投資方針を決める事は出来ません。
ですから、よくよく色々な材料を検討しながら先々を考えて行かなくてはならないのですが、答えを急ぎ過ぎても良くない事もあります。
例えば、ロシアはエネルギーを握っているので欧州と喧嘩して負ける訳がないと、私も考えていたところでありますが、ここまで原油安になれば喧嘩では負けないとしても、欧州は他から安いエネルギーを調達してしまいますので、目先の喧嘩に勝っても意味がなくなります。
また、イギリスからの独立で大騒ぎしていたスコットランドでありますが、独立しても北海油田の収入で何とかなると見ていたはずですが、これだけ原油安になれば今頃は独立しなくてよかったと思っている事でしょう。
大事な決断は、本当に慎重に検討しなければ、大変恐ろしい結果に結びつく可能性があると言う事を、表した話だと思うところであります。
では、株式投資はどうでしょうか?
私は買うべき時と見ておりますが、時期については慌てずに・・・でしょうか。
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