昨夜の米国株に大きな動きはありませんでしたが、日本株は解散総選挙をネタに乱高下となりました。
ニュースは見る度に色々な発言が出ており、本当に解散するのかしないのか、さっぱり分からない様な状態でありましたが、多くの人が疑問に思っているのは、何故にここで解散なんだ?の一点ではないでしょうか。
あくまでも私の個人的な意見でありますが、要するにこれは消費税増税によって経済に大きなダメージを与えてしまっていると言う事でしょう。
17日に発表される7-9月期GDPを見るまで分かりませんが、この数字は結構悪いはずですし、総理やその周辺がこの数字が発表されるまで分からないなんて事はあり得ないのです。
この数字が出たら、いよいよやばいなと・・・。
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増税前から何度も書いてきましたが、消費税を増税しても、税収が増えるとは限らないのです。
何せ2度の消費税増税で、減税やらバラマキやらをセットにしても、2度とも消費が冷え込んで景気後退に至っているのです。
この前例を見ても、落ち込みは夏には回復するなんて言っていたし、回復しなかったのは天候のせいだ!なんて言うのですから、もはや頭がおかしいとしか言いようがありません。
よほど消費マインドが高ければ、それはまあ増税でも良いと思うところでありますが、円安で物価が上昇しているところへ収入も殆ど上がらず、増税で負担も増加となれば、当然消費は冷え込むのです。
状況は、もはやデフレーション状態でありますが、消費税増税をすれば当然の結果としか言いようがありません。
最近は、消費税増税によって、どこまで経済が壊れるかを、せっかくだからやってみたら良いのでは?とも思うようになってきております。
貴方たちが言っている事が正しいならば、やるだけやったら良いじゃない?と。
その結果、だめだったら次の当選はないのですし、少しは世も変わる可能性が生まれるというものです。
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このまま来春まで行けば、ほぼ間違いなくGDPは年を通してマイナス成長となりますし、如何に愚かな政策だったかが証明されるはずなのですが、証明される前に増税を先送りして結果をぼやかす・・・。
更に選挙もやってしまって、後4年は議席を確保・・・。
何とも姑息ではありませんか!
現状は、アベノミクスではなく、クロダミクスでありますし、本来ならばここで成長戦略を出して経済を活性化させる仕事をやって、初めてアベノミクスと呼べるはずなのです。
それを放棄して解散なんて・・・。
本当に国民のためを思い、経済を活性化させるというのであれば、ここは増税を先送りし、バラマキではなく、あくまでも成長戦略的な面でのサポートに全力を尽くすべきでしょう。
消費税増税が景気に悪い影響を与えてしまったのは事実であるし、それが予測できていなかったのであれば、それを素直に謝って次に進めば良いだけの事であり、わずか4年の議席欲しさに解散なんてあり得ないと思うのは私だけでしょうか?
この増税は、少子化で労働人口が減り、税収が減る・・・なんて単純な考えしか持てないからの失敗であるのです。
また、日本は輸出がGDP比で15%程度なのに、円安が利益!なんてやるからおかしなことになるのです。
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確かに観光客は増えているかも知れませんが、これで景気がどんどん良くなりますかね?
まあ、とにかく17日のGDPを見てみないと何とも言えませんが、少なくとも政府筋はこの数字を知っていて、だからこそ焦って解散総選挙だとやっているのだと思いますので、良い数字は出てこないと見て良いでしょう・・・。
さて、相場はこれをどう取りに来るのか?
悪い点を突いてくれば下落ですし、良い点を評価してくれば上昇の可能性もありますが、とにかく目先に関しては難しいとしか言いようがありません。
ですから、目先は無視して、もう少し先を見て行動して行けばよいだろうと思うところであります。
そう・・・分かりやすいのは年末でしょうかね・・・。
まあ、ずれるかも知れませんが、とにかく先を見て行動して行きたいものです。
ではまたお会いいたしましょう。
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