昨夜の米国株に大きな動きはありませんでしたが、小幅ながら三指数は揃って続伸となりました。
この程度の続伸ならば下げた方が相場のためなのですが、まあそれ程気にする必要もないでしょう。
気にすべきは225先物がCMEで17300円台に乗ってきましたし、為替も円安が進んで116円台に入る局面もありました。
これは、少し前から噂にはなっていたのですが、衆院解散で総選挙が行われるとの思惑が台頭し、その前提条件として消費税増税は見送られるとの材料が出て来た為に、財政再建が遅れるとの懸念で円が売られ、セットで225が買われるという事で生まれている動きなのです。
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株価上昇は予想通りであり、歓迎は歓迎なのですが、これでは黒田ハロウィーンサプライズのみが相場を支えている状態であり、政策による景気刺激が期待出来ない状態であります。
まあ、この流れで選挙をすれば、史上最低の投票率で自民党が創価学会の力で大勝利し、いろんな法案を通してくると思いますので、相場的には悪くはないとも思うところでありますが、そもそも何故に消費税増税を見送るのか？であります。
これは、間違いなく景気を冷え込ませ、どう考えても失策であったからに他なりません。
人口減少で安定財源が欲しいとの思惑での増税でしたが、結局は消費を冷え込ませて税収減となる可能性が高いのです。
何せ4－6月期のGDPは年率換算で－7.1％・・・。
大震災の直後でも－6.9％だったはずで、消費税増税は大震災よりも強烈に消費を冷え込ませたのです。
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これは、戦後最悪の落ち込みであり、報道はされませんが、安倍首相は最大のGDP落ち込みを作った首相として歴史に名を刻んだのです。
アベノミクスは、単に安倍のリスクでしかなく、こんな大馬鹿者には鉄槌を下さなくてはならないと思うところでありますが、そもそも消費税増税を決めたのは民主党の野田政権であります。
要は、どこを向いても馬鹿ばかり・・・。
こんな事ばかり書いていると、身の危険を感じてしまいますが、嘘は書けないですからね・・・。
そもそも、何で使う事ばかりが優先されるのでしょう？
国会議員を減らすだとか、公務員の給料を減らすだとか、支出を削る努力はないのでしょうか？
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裁判で違法と断じられた一票の格差も是正しないまま、また選挙をやる・・・。
これはもう違法行為ではないのでしょうか？
愚かにも程がある！
・・・まあ、それでも相場は動きますし、私はこれも踏まえて相場を予想して行くだけなのですが、相場の世界から政治を見ていると、本当にどうにもならない国だなと、本当に落胆してしまいます。
まあ、使うだけ使って破綻してしまえば良いとも思うのですが、実は日本に対外債務はなく、迷惑をかけるとすれば、政府が国民にお金を返さないと言うかどうかだけです。
国民が、危機感を覚えて預貯金を解約しない限り、実は破綻の危機なんてないのです。
臆病な日本人は、いくら政府が借金を増やそうとも、貯金を引き出してドルを買ったりしないのです。
ですから、別に財政再建を急ぐ必要なんて、実はどこにもないのです・・・。
また、財政再建は国際公約だから・・・なんて言いますが、海外で日本国債を持っているところはほとんどないので、誰もそんな公約に興味はないのです。
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こんなものは、国民をだまして増税したいだけの詭弁であり、何の意味もない事なのです。
さて、どうなって行くのでしょうね・・・。
私が一番の興味を示すのは、もちろん株価でありますが、国の行方も気になるところではあります。
今回の選挙でも何も変わらないと思いますが、国民一人一人が本気で目覚めて行かなくては、いずれ本当に大変な事になってしまうでしょう。
とにかく色々見ながら、今後も株価を予想して行きますので、参考にしてみてください。
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