昨夜の米国株は、引き続き好調な企業決算などに支えられて三指数揃って上昇となりました。
NASDAQは停滞気味でありますが、NYダウ、SP500は高値更新と好調持続でありました。
上昇に不安はないのですが、流石に速度が早すぎますし、目立った調整もないので、なかなか手が出し難い様な展開でありますが、これが所謂押し目待ちに押し目なしと言うやつでしょう。
年末商戦も良好となりそうとの予想も出て来ておりますし、米国株高はまだまだ続きそうな感じが濃厚であります。
ただ、目先は何処で調整が出てもおかしくないので、余り過信し過ぎてもいけません。
さて、日本株の方ですが、やはり消費税増税の是非が決まらない事には景気の先行きが読みにくく、株も買い難いと言えます。
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ただ、昨日は小型株が大分良い値動きを見せておりましたし、一応やる気も見える状態となっており、悪い感じはしませんし、引き続き強気姿勢での対応が基本となって行くでしょう。
ところで、消費税増税の是非でありますが、景気を考えたらとてもできるはずもありません。
増税ショックを和らげるために、どこかで減税とか言われますが、正直言って減税したら何の意味もないのです。
消費税は低所得者ほど負担の大きいアンバランスな税であり、これを進めるのは本当に庶民を馬鹿にした最悪の政策と言えるのですが、何故に大多数を占める一般庶民はこれに気付かないのでしょうね。
一般庶民が反対すれば、こんな愚かな話は直ぐに消えるというのに・・・。
また、今回の増税に対し、ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン氏は、二期連続の増税は無理だと提言しておりますし、他の有名経済学者も同じように言っている人が多くなっている様に思います。
例え失敗であったとしても、橋下大阪市長位の信念と根性があれば、俺は良いと思ってやった!と言うでしょう。
しかし、信念も根性もない一般的な二世議員(全員ではないと思いますが)に、そんな発言は出来ないでしょう。
クルーグマン氏に警告されて、それでも強硬して失敗したら、世界中から笑われますからね・・・。
多分彼には笑われる覚悟なんてないでしょう・・・。
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そもそもでありますが、本当に国民は増税してでも社会保障を充実して欲しいと願っているのでしょうか?
借金してでも病院代を安くしろ!とか、生活保護を充実させろ!だとか、言ってますか?
どうもおかしいと思うところでありますが、この件を書いて行くと長くなりすぎるので、今日はここまでにしますが、とにかく10%への増税は無理だと思いますし、やらないと思うところですが、報道では消費税見送りとセットで早期解散で是非を問うなんてものが出て来ました。
先週辺りから解散の噂はあったのですが、こんな話が報道で普通に出て来るとなりますと、これは逆に解散はなさそうだなと思えます。
解散と公定歩合に関しては、政府はいくら嘘を言っても良い事になっておりますが、これは悟られずに効果的に発表する事に価値があるからです。
こんなにも公然と解散をちらつかせての解散では、無能としか言いようがありませんね・・・。
安倍総理はAPECで習近平国家主席と会談し、自慢げに語っておりますが、会談を持ちかけて来たのは向こうであります。
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失速している中国景気でありますが、日本との関係悪化が大きく響いていることは確かなのです。
このまま放置すれば、本当に大変な事になると感じて、流石に何とか・・・と言うのが今回の会談であり、別に安倍首相の成果ではありません。
それは、周国家主席の表情に強く表れておりましたが、終始しかめっ面だったのです。
自分で会談を持ちかけておきながら、なんて失礼な話でありますが、何とかしなくてはならないが、にこやかでは中国国内から反発が起きる・・・そんな感じでしょう。
本当に安倍首相に力があるとするのであれば、にこやかに会談できる状態を作るべきであり、そこまで行けたら成果もあったと認めてあげても良いかと思うところでありますが、まあとにかく形だけの悲惨な会談でしかなかったと言わざるを得ません。
こんなしかめっ面の会談で何を話し合って、何を約束しても、それがどれ程尊重されるのか・・・。
まあ、にこやかだったら良いとも言えませんが、それにしても酷いとしか言いようがないですからね。
まあ、安倍首相もこの程度でありますし、これ以上アベノリスクを増大させる前に、何とか今よりまともな方向へ舵を切れる政治になって欲しいのですけどね・・・。
では、またお会いいたしましょう。
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