先週末の米国株は、好調な企業決算に支えられて三指数は揃って上昇し、NYダウの上げ幅は2年ぶりの高水準となるなど、かなり良好な一週間であったといえます。
とは言え、それまでの下げがきつかった訳であり、単に反動とも言えますから、これを素直に喜んでもいられません。
とりあえず良いところまで戻したことも事実ですし、今週も続伸でスタートできるかどうかは微妙なところでしょう。
ただ、企業決算は予想通りに好調なところが多いですし、10月の特殊要因的な売りは一巡しておりますので、下げたとしてもそれほどではないと思うところであります。
とは言え、全ては金融政策次第ともいえますし、特に景気後退が囁かれる欧州の動向には注意が必要でしょう。
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また、内閣支持率の低下と、消費税増税をどうするかで迷っている日本でありますが、消費税を増税しなくとも、既に8%に上げたことによって消費が落ち込んでいる訳ですし、10%に上げないとしても何とか刺激策を用いなければならないのです。
まあ、増税しないだけでも何とかなるかもしれませんが・・・。
とにかく、どこの分野にしても、増税と聞けば消費は鈍るのです。
消費があっての税収であるのですから、消費に回る様に税体系を作って行けば良いのですが、何せ金持ちが私財を蓄えるのに有利な方向へ舵を切っているのですから、これではもう話にならないのです。
消費税とは、使わなければ払わなくてよい税ですからね・・・。
全く困ったものです。
ただ、確かに増税なしでは社会保障費を賄いきれず、財政は破たんするでしょう。
まあ、私に言わせれば、社会保障費を削れば良いだけのことであり、別にどうって事はないのですから、無理をするだけして破綻してしまえば良いと思うところであります。
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以前にも取り上げましたが、破たんした夕張市は、行政サービスが著しく落ち込み、市立病院がなくなってCTもMRIもなくなってしまいましたが、医療費が減少し、おまけに市民の寿命も延びているのです。
ある程度の医療は必要だとしても、行き過ぎた医療は逆に人の命を削るのです。
余計な検査、余計な投薬、余計な手術・・・。
病院が減れば、少しは国民の健康意識は高まり、少しはまともなものを食べ、少しは運動もする様になったりするでしょう。
環境ホルモンの溶け出すカップに入ったカップ麺には、化学調味料、大量の脂、大量の精製塩、香料、着色料など、化学物質てんこ盛りです。
また、袋に入って売っている大手製パンメーカーの作るパンは、数日たっても触感が変わりませんが、大量の化学物質のおかげです。
常温放置したらすぐに腐りそうなゆで卵を潰したようなものが挟まった〇〇チパックなるものが売られておりますが、どうしてこんなものが常温で放置できるのか?位を考えなければどうにもなりません。
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自分でパンを作ってみれば分かりますが、翌日なんて固くなってしまってそのままではちょっと食べ難い位です。
数日たってもフワフワ・・・まともに作られたパンでは考えらえない事です。
こんなものを食べていたら、健康なんて手に入るはずもありません。
何となく体に悪そうだという程度の知識から、やはり体に悪いと確信が持てる時代になれば、こうしたくだらない消費から、少し高くともまともな消費へと動いて行くはずで、これこそがデフレ脱却ではありませんか?
ですから、安いものには裏がある!
消費者には、これをしっかりと伝えれば良いだけの事なのです。
まあ、大手メーカーの多くは困り果てるでしょうけどね・・・。
今の異常な世を支えるために、増税しなくてはならないなんて事は絶対にないのです。
大分真実を知る消費者も増えてきており、いずれ世も変わるだろうか・・・と、日々思い悩んでいるところではありますが、この政治の流れから行きつくところがどこなのかを見極めるのは、やはり容易なことではありません。
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どうなろうと最後は正しいところへ向かうと思うのですが、今のところは未だ酷いところに向かっているとしか思えませんからね・・・。
そして、この状況がどの様に株価を動かすのか?
難しいところではありますが、今のところは未だ何とか読める範囲の動きであり、今回の下げ局面も下げる前から対応出来ましたし、切り返しのポイントもほぼ読み切れました。
さて、次はこの反転局面がどこまでなのか・・・。
少しボラは落ち着きそうな気配が高まっている様に思いますが、先行きを見誤らない様にじっくりと観察して行きたいと思うところであります。
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