先週末の米国株は、大注目であったアリババのIPOが終わり、祭りも最終局面といった感じでしょうか。
NYダウは小幅ながらも続伸となりましたが、 小幅ながらもNASDAQ、SP500は共に4日ぶりの反落となりました。
過去最大の時価総額での上場となったアリババでありますが、中国の景気は減速傾向でありますし、既にAmazonなどがしのぎを削っている小売り市場で、どれ程の稼ぎを得るというのでしょうか?
実力を細かに知っている訳ではありませんが、どうも騒ぎ過ぎの様に思いますし、ここまで値を飛ばすと後が怖いとしかいいようがないと思うところです。
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さて、アリババのIPOに大きく絡んでいたのが株式の30%を握る筆頭株主のソフトバンクでありますが、このIPOに絡んで株価が急伸してきました。
売り抜ける訳ではありませんし、業績に影響する訳でもないので、こんなに沸き立つのはおかしいのですが、これが相場の世界であります。
元々相場になること自体がおかしいので、材料が過ぎ去ってしまえば、急騰劇も過ぎ去るというもので、今後の同社株もピークアウトとなる可能性が高いでしょう。
何せ本業の電話事業でありますが、LINEなどの通話アプリに押されて通話料が確保できなくなってきておりますし、どうやって収益を上げて行くのかがはっきりしないのです。
225の上昇を大きく牽引して来た同社株が、目先はここまでとなりそうですし、他に変わるけん引役は見えませんので、やはり今後の相場は雰囲気が変わるように思うところであります。
まあ、単純にヘッジファンドが円売り、225先物買いのプログラムで動いているだけともいえますから、ソフトバンクだけで語る訳にも行かないのですが、こっちはこっちで行き詰る可能性がある様に思うところです。
何せ、既に為替は直近で10%近い下落となっているのですが、過去を参考にするならば、そろそろ良いところなのです。
追加の緩和策をちらつかせる黒田総裁ではありますが、これ程一気に円安になったところで追加緩和では、流石にやりきれない企業が出てくるでしょう。
今のままでも1~2か月でガソリン代をはじめとして燃料代が急騰して行くはずですし、これから日本は冬の到来であります。
景気の回復が遅れているのは悪天候のせいだとしており、回復は10月以降と予想していると、社長アンケートの結果がありますが、国内主要企業の社長148社からの回答では話になりませんからね・・・。
ここで必要なのは、どう考えても構造改革であり、追加の金融緩和ではないはずなのです。
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貿易収支の赤字が続いているのは、為替のせいではなく、あくまでも構造の問題なのです。
これを何とかせずに、景気が良くなるはずはないのです。
さて、政府や日銀は、いったいどうするつもりなのでしょうか?
こう書いてしまうと、どうしようもないと思うところでもありますし、基本は様子見しかないのですが、こんな相場でもチャンスは必ずやって来ます。
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