昨夜の米国株は、新規失業保険申請件数が30万人を割り込み、労働市場の改善が示される材料が出ているのですが、普通に考えれば出口戦略に直結する材料であるため、単純に評価できない材料であるのですが、FOMCで超低金利が相当期間続くとの声明が出ているため、市場はこの材料を単純に好材料と捉えた様です。
また住宅着工件数は低下でよろしくない数字となったのですが、トレンドに変わりはないとの楽観論の方が強かった様で、これも悪材料とは見られませんでした。
更に、スコットランドの住民投票でありますが、独立はないだろうとの見切りなんでしょうか?この辺も買い材料になってしまっている様に感じました。
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ただ、このスコットランドの独立問題でありますが、投票ギリギリになって焦ったキャメロン首相がスコットランドに有利な条件をいくつか出したのですが、他の地域から「不公平だ!」との声が上がっており、例え独立がなくなったとしても、イギリスの国内情勢は大変不安定な状態に至りそうな気がしてなりません。
今のところは全く気にされていない様ですが、今後の情勢の変化には注目して行かなくてはならないところでありましょう。
しかし、どれだけ不満があったかは知りませんが、独立する自信の根拠は北海油田からの税収というのですから、考え方が随分と乱暴です。
北海油田はイギリスとしてみんなの税金を投入して作ったものであり、「独立したら立地しているわが国の物だ!」とするのは、あまりに乱暴ではないでしょうか?
他国のルールは知りませんが、離婚だって婚姻中の財産は分配するのです。
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どう考えても乱暴だと言わざるを得ませんけどね・・・。
ただ、一つだけ良いことが起こる可能性といえば、核兵器が削減される可能性がある点でしょうか。
まあ、核兵器なんてものは、原発のゴミであり、捨てられないので防衛のためなどと理由を付けて保管するための偽装施設に過ぎないのではないかと思うところであり、なんだかんだと言いながらも、何とかしてしまうのかな?とも思うのですが、もしかしたらこの件だけは良い方向へ進む可能性がある様に思えるところでありますが、どんなものでありましょうか。
また、今回の選挙でありますが、どちらにしても僅差で決着するものと思いますが、どちらにしても半数程度の住民の意見は無視されるのです。
民主主義のやり方であり、仕方がないともいえるのですが、逆に言えばこれこそが民主主義の欠点でしょう。
また、国家として土地に線引きする事もまた問題を持っている様に思うところでもあります。
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一つだったものを複数に分けるのは、そう簡単なものではありません。
政府側の提案が原因で、どの道混乱が続きそうな感じが強く、今後の予想が難しいのですが、今後もこの件は観察を続けて行くしかないでしょう。
また、相場は独立しないと踏んで動いている節がありますが、あくまでも拮抗している状態であり、独立が過半数を上回れば、相場は大パニックに至る可能性もあります。
相場は完全に楽観的でありますが、そんなに楽観できるほど穏やかな世界情勢ではないと認識したら良いと思います。
今は、こうして楽観出来る時ではないと考えているプレイヤーが多く、黙って見ていれば良いものを、売りで取ろうとするからこうして踏まれるのです。
どこまで踏まれるかは分かりませんが、あくまでも踏まれているだけであり、行くところまで行くか?何かのきっかけでガラッと変わるかは分かりませんが、とにかく注意したいのは、相場は上がる速度よりも下がる速度の方が早いのです。
これはいつも同じであり、下手に楽観した時にこそ起こる事です。
タイミングは分かりませんが、注意に越したことはないと思うところであります。
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