おはようございます。

昨夜の米国株は、FOMCを終えてイエレン議長が声明を発表し、債権買い取り枠は次回FOMCで終了とするとしましたが、超低金利政策は継続の見通しと伝え、利上げは経済指標を見ながらと、慎重な姿勢を崩さなかった事を好感して買われ、NYダウは小幅ながら史上最高値を更新しました。

ただ、やはり小幅でありますし、このまま勢いよく買われて行く感じでもありませんし、これで安心出来る訳もありません。

とは言え急落しそうな雰囲気でもありませんし、当面観察を続けて行く必要があろうかと思うところでありますが、大きく動いたのは為替で、円ドルは1ドル108円台中ほどの動きとなっており、当面の限界値に大分近づいたような感じがします。

行くところまで行けば、必ず巻き戻しの動きも出ますので、この局面で調子に乗ってもどうかと思うところであり、注意が必要といわざるを得ません。

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さて、昨日はソニーが赤字拡大と、初の無配転落を発表しました。

過去に赤字転落を発表した時は、相場の悪さもありましたが同社株はS安となりましたし、今回は無配転落もありますので、相当下げるだろうと考えていたのですが、NY市場ではそれ程売られておらず、リストラ策を好感しているのか!?と、少々理解に苦しむ動きであります。

ただ、常識的に考えてですが、無配や赤字では投資が継続出来ないファンドや投信がありますし、運用見直しに絡んだ売りが出てくるのは明らかなのです。

ここのところ上昇しておりましたし、どう考えてもS安になる様な材料なのですが、どの様なものでありましょうか?

特に興味がある銘柄ではありませんが、前回の赤字報道時は相場全体に影響を及ぼし、ソニーショックと呼ばれる下げとなりましたので、その行方は多少なりと気になるところではあります。

とりあえず、みんなが大好きな円安が進んでおりますし、225の予想は強気なところが多く、今日は16000円到達と見ているアナリストも多そうですが、他の視点から見れば108円にもなって16000円止まり!?ともいえます。

輸入物価の上昇で苦しんでいる中小企業は、100円から105円位までなら良いが、とコメントしておりますし、消費の大多数を占める個人も中小企業も円安で苦しんでいるのです。

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何せ輸出依存度が15%程度しかない日本で、円安が進んで得するはずがないのです。

株価は上がって行くので、何だか良さそうに感じたりもしますが、家計的にはガソリン代の増加だけで具合が悪くなりそうですし、これからは暖房代ものしかかってくるのです。

さて、本当にこれ以上の円安が必要でしょうか?

米は経済が上向いているので、ドルは高くなり続ける可能性が高いと思いますし、日本は緩和策を打ち出したくても打ち出せない時が迫っている様に思えてなりません。

消費税増税の影響は、かなり消費を落ち込ませているので何とかしなくてはならないのですが、緩和策を出さずにここまで円安が進んでくると、もはや追加緩和策は難しいと考える方が妥当かもしれません。

買っている銘柄もありますし株高で嫌な思いはしませんが、ここまで来ると様子見せざるを得ません。

まあ、上がっているのは225中心であり、今回の件でソニーショックの様な事が起こったとしても、225中心である事は確かであり、逆に材料株に資金が回りだすきっかけにもなるかもしれません。

ですから、もしも攻めたいと考えるならば、出遅れている材料株が狙い目という事になるでしょう。

相場が下がるのを待って行動しても良いですし、あくまでも攻めたいならば・・・でありますけどね。

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