昨夜の米国株は様子見で始まりましたが、FOMC声明はハト派的なものになるのではないかとの報道をきっかけに買われ、三指数は揃って上昇となりました。
NYダウは高値更新を伺うポジションであり、非常に強いと思うところでありますが、QE政策が終わり、次は利上げとなって行くのは間違いない路線であり、こんなにもすんなりと金融相場から業績相場へと移行できるでしょうか?
FRBは混乱を機さない様に慎重に行動して行くと見て良いかと思いますが、このまま強い状態を維持して行くと考えるよりは、押し目もあろうと構えて行く方が無難の様に思うところであります。
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個別では賑わってきている銘柄もありますし、やってやれない事もない相場でありますが、基本的には無理をしないで様子見していけば良いだろうと思うところであります。
さて、今日は高卒求人が製造業で拡大であるとか、外国人労働者の積極採用であるとか、労働力に関する報道が目立ちました。
原因は少子化の影響であると言いたいのだと思いますが、そもそも少子化の原因についての論述はありません。
何故に子供を生まないのか?
これは、女性自身が子育てよりも、自分が遊ぶ時間が欲しくなったとか、生き方の多様性の問題もあろうかと思いますが、我が子が将来何をして稼いでいくのか?と考えた時に、まともな仕事がないと思えば生まない方が良いと考える人も多いはずなのです。
また、子供どころか自分自身も働かなくてはならず、金銭面が辛かったり、時間の工面が付かなかったりもあるでしょう。
それは、結局のところ労働力の主体となる男性の稼ぎが減っているからに他なりません。
男性が家族を養う分の稼ぎがしっかりとあれば、女性は子供を生み育てる事が可能となるのです。
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子供を預けることが出来ないから産めない・・・。
これは、子育てに専念しては収入がおぼつかないからに他なりません。
まあ、子育てより働いている方が良いなんて意見もありますが、それは子育てより働く方が楽だからに他なりません。
子育ては本当に大変なのですし、よほどの努力なくして仕事との両立は難しいのです。
こんな状態なのですから、当然子供が増えるはずもなく、少子化は進む一方であります。
解決策は、保育園を増やす事でもなければ、育児休暇がもらえる事でもなく、単に労働単価が上昇して男性が家計を支えることが出来るようになれば良いだけの事です。
しかし、企業は安い労働力が欲しいので、少子化で労働力を確保できないから外国人を!なんて話になるのです。
働かないでうろうろしている若者は沢山居ますし、安月給でどうにもならないと苦しんでいる中高年だって沢山居ます。
企業が求めているのは、単に安い労働力であり、これを行政が後押しして明るい未来がある訳がありません。
安く労働力を確保出来ないならば、労働単価を上げれば良いのです。
労働者の賃金が増えれば、内需が85%を占める国内GDPは上昇するに決まっているのです。
安い労働力を求めて外国人をとしたドイツがどうなりましたか?
安い労働力がどんどん入ってきて、ドイツ人は本当に大変な目に遭ったのです。
確かに国や企業は良かったかもしれませんが、国民は大変きつい状況に追いやられたのです。
また、世界第一の移民受け入れ国米国はどうですか?
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米もまた企業や国は良い感じになっていますが、労働者は低賃金で苦しい人が多いのです。
1%の人が99%の富を独占している!とデモが行われたりしましたが、安い労働力をグローバルに頼れば、結果はこうなるのです。
これは、日本の目指すべき道と思いますでしょうか?
単に企業と国だけが儲かる・・・。
こんなばかげた話はないのです。
まともに結婚生活も送れない様な人間が大臣になる国ですから、これではどうしようもないなと思うところでありますが、自分たちの利益よりも、本気で国民の利益を考える政治をお願いしたいところであります。
まあ、無理っぽいですけどね・・・。
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