昨夜の米国株は、目立った経済票がなかったのですが、新型アイフォーンの発売を直前に控えてappleに対して利益確定売りが出て大幅安となり、これが相場全体に売りを誘う結果となりました。
NYダウは小幅上昇でありましたが、高値からは大分値を消した状態でありますし、NASDAQは0.5%以上の下げでありました。
ただ、特に相場に変調が出た訳ではなく、引き続き高値の揉み合いが続いている感じであり、上値を取る可能性もあれば、調整の可能性もあるといった感じであります。
また、欧州の株式市場でありますが、ウクライナ紛争が停戦に向けて動きだしたことを好感して買われて、ロシア株も含めて大幅高となりました。
新ロシア派とウクライナの紛争なのに、停戦合意の話し合いに出て来ているのはロシアのプーチン大統領・・・。
結局、この紛争はロシア対ウクライナである事を象徴している様なものですが、何にしても停戦は良い事です。
またオバマ大統領が横やりを入れなければ良いなと思うところでありますが、これ以上の混乱で得するところは、武器を売っている国だけであり、横やりを入れれば米は儲かるのですが、そろそろ幕引きにする方が得策とも思えます。
何せ、結局資源を握っているロシアが、潜在的に有利であり、これ以上長引かせると、冬がやって来て欧州各国は燃料がなくなると大変な事になるのです。
燃料がなくなって、国民が騒ぎ、ロシアに泣きつく・・・これだけは最悪のシナリオであり、やはり寒くなる前に上手く決着しなくてはならないはずで、ここらが落としどころではないのかな?と、思うところであります。
さて、欧州でありますが、間違いなく金融緩和方針であり、米が緩和策を10月で停止したとしても、その代わりを務める事になるでしょう。
ですから、米のQE政策が終わっても、世界的には問題ない状態といえるように思います。
ただ、米は本当に経済が良好な状態になっており、QE停止どころか、引き締めの時期が近い可能性が否定できなくなって来ております。
幾ら欧州がQE政策を進めるとしても、米が引き締めとまで行けば、流石に影響は出ると考えるべきでありましょう。
まだはっきりとさせる可能性は低いと見ますが、良い経済指標が出る度に、警戒心も高まる可能性もあると考えるべきでありましょう。
さて、日本株でありますが、基本的には米国株にけん引される形となる様に思いますが、不安なのは消費税増税が失策であった事を示すデータが続出している点です。
特に7月の落ち込みは天候の影響だとしている政府筋でありますが、8月はもっと天候が悪かったのでありますから、8月の落ち込みは更に酷いものになるはずです。
この様な状況下で、更なる増税は不可能と思いますし、現状は増税どころか景気対策をしないと大変な状況になる事は明白なのです。
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内閣改造が終わり、地方創生に力を入れる・・・なんて言っておりますが、正直言って期待出来る様な話は一つもありません。
閣僚も能力ではなく、単に当選回数で選んでいる節がありますし、幹事長は不満を抑え込むのが上手い事を条件に選んでいる様にしか見えません。
この様な状態で、株価は上がるのだろうか?と、流石に不安になる面もあるのですが、大事なところは、やはり米の好景気であり、GPIFの運用方針転換であるのです。
とりあえず、GPIFに高いところを買わせれば、流石に将来的に苦しいですから、今は良い材料があっても出さない・・・と、考える事も出来ます。
GPIFの運用見直しは10月であり、今から株価が上昇しても困るという側面もあるのです。
10月に入れば控えめな予想を出していた企業からの上方修正が出る可能性が高いですし、相場はそこからが本番となる様に思うところであります。
その前に、色々悪材料もありますし、今は比較的堅調な東京株式市場でありますが、調整局面もあろうかと思うところであり、そこでどう動くかが勝敗を分けるポイントとなる様に思うところであります。
とりあえず、昨日で15連騰していた2部株はストップし、相場にも変化が現れて来たといえるかもしれません。
昨日は1部株が買われ、資金シフトも感じましたし、押し目を警戒しつつも、個別銘柄では積極運用も有だと考えているところであります。
特に来週末はメジャーSQであり、今週末からは波乱も予想されます。
SQに向けて上りつめて、そこから急落となるのか?
それとも、この辺から下落となって行くのか?
予想は難しいのですが、何にしても大きな動きが出る可能性の高いSQですので、あまり調子に乗った売買をしない方が良いだろうと思うところであります。
では、ここからはメンバー専用となります。
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