昨夜の米国株は、失業保険申請件数が増加し、労働市場の悪化が見える内容となっていたのですが、マーケット関係者はあまりこの数字を気にした様子はなく、基本的に米労働市場は強含みであると判断している様で、特にこれに反応した感じはありませんでした。
ただ、雇用が弱ければ、金利引き上げは遠のくとの見方はあるのですから、株価に幾分かはプラスに働いた可能性はあるでしょう。
また、プラスに働いたといえば、ウクライナ情勢の緊張緩和でしょうか。
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まだまだ不安はありますし、突如として緊張が高まる様な事が発生する可能性もあり、安心できるような状況ではないのですが、基本的に本格的な戦争は起こり得ないと考えて良いかと思いますので、あくまでも目先の株価への影響はあっても、先々は特に問題はないと考えておけばよいと思います。
これは、対立している様に見えるロシアとユーロ圏でありますが、経済の依存度が非常に高く、互いに切っても切れない関係にあるのです。
ロシアのガスがなければユーロ各国の経済は成り立たなくなりますし、ロシアだって売れなくなれば困るのです。
また、貿易で多大な利益を得ているドイツの上得意先はロシアであり、輸出が困難になれば大変な痛手となるのです。
既にドイツ経済に影響が出ており、同国のGDPはマイナス成長に至ってしまっているのです。
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さて、これ以上クリミアの問題を深刻化させるでしょうか?
米は離れたところに居るので口出しを惜しみませんが、ユーロ各国にとっては迷惑千万な話かもしれません。
ユーロ各国は、なんだかんだ言いながらもクリミアなんてロシアで良いじゃないか!と、思っているのではないでしょうか?
まあ、まだまだ何かここから火種が出てくる可能性はありますが、結局は色々な駆け引きの材料というだけであり、振り回されては行けないと思うところであります。
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