先週末の米国株は、住宅指標が予想を上回り、景気の先行きに対する期待感が上昇して買われ、三指数は揃って上昇となりました。
ただ、米金利は引き続き低水準での値動きとなっており、株は景気を先取りしているのに、金利は景気の先行きに警戒感を示しているという、相変わらずのアンバランス状態でありました。
私も米景気の先行きは明るいと感じているところではありますが、株価は史上最高値水準であり、それは米国版の異次元緩和で作り出されたものとも考えられるのですから、大分緩和縮小を進めて来ているところではありますが、やはり怖さもあると言えます。
市場は緩和策の縮小に対して大分寛容になって来ておりますが、やはりこれが終了するとなれば、それなりにショックも出る事でしょう。
ただ、やはり終了こそが正常化であり、絶対に目指すべきところであるのですから、乗り越えるべき試練とも言えます。
とりあえず、イエレン議長は慎重にこの時期を見極めてくると思いますし、波乱は出来るだけ避けたいと考えているはずですので、それ程心配はないと思うところでありますが、引き続き動向は観察して行かなくてはならないでしょう。
さて、日本株の方ですが、やっと流れが変わりそうな気配が濃厚となって来ておりますね。
225はそれ程きつくなかったのですが、先週初めまでは随分と個別銘柄が売られる相場になってしまい、大分売らされた個人も多かったと思うところでありますが、はっきり言って世界情勢、企業業績共に、先週と今週で大きな変化はありません。
ここまで売らせる必要があるのか?とも思ったりもしましたが、ここまで売らせれば上値も軽くなった事でしょう。
今日は何度もトライして抜けなかった75日移動平均線を抜きそうですし、これが騙しとなる可能性もゼロではありませんが、これで相場の流れも変わるのではないかと期待してみているところであります。
大分売られた個別銘柄もありますが、中身のある銘柄であるとか、手が入っている銘柄というのは、高い確率で買われてくることでしょう。
特にお勧めの銘柄もこの相場に影響されて下落局面も見せてしまいましたし、予想よりも時間がかかってしまっておりますが、売られていた理由も何となく理解できましたし、先週末は売りきった様に感じました。
期待度が高い銘柄なので、多くのメンバーが買っていると思うところでありますが、引き続き強い意志でホールド、買い増しを実行し、これからの上昇に備えて欲しいと考えているところであります。
本来、今頃は・・・とも思うところではありますが、時期だけは思うように行かないことが多いのですし、投資の根拠が崩れない限りはぐっとこらえてその時を待っていけば良いということになります。
ただし、それでも万が一はあり得ますので、勝負を賭けたいと思えば、それはそれでも良いのですが、出来るだけ分散はしておくようにしたいものです。
まあ、とにかく環境は良くなって行くはずです。
ところで、ナンセンスな安倍政権は集団的自衛権の憲法解釈の変更をしようとしておりますが、反対51%、賛成28%と、どうしようもない結果になりました。
集団的自衛権の行使容認は多くの国民が認めているのに、憲法解釈はダメ・・・。
指導力のなさの表れかなと思う調査でありました。
こんなナンセンスな政権が、円安は輸出を増やし・・・なんて言いながら金融緩和で円安を作り出し、確かに輸出企業の業績を押し上げましたが、そもそもGDPに占める輸出の割合は15%程度であり、残り85%に絡む大多数の国民は円安によって燃料価格や飼料価格の上昇などで苦しんでいる訳です。
まあ、いびつな形ではありますが、デフレは確かに脱却してきている様にも思いますし、今のところはまだ良いのですけどね。
ただ、アベノミクスは来年も買いです!と豪語しておいて、そこから一方通行で5か月も下げ続けたのですから、いくら上昇のために下落が必要だと言っても、こんな下げを作らせるなんてあんまりであるとも言えます。
このナンセンスな言葉を信じたから強気を維持した訳ではありませんが、それにしも酷過ぎた5か月と言えました。
ですが、流石にこの流れもここで変わることでしょう。
相変わらず高いところは買うべきではないと思いますが、余裕があればさっさと買い増ししておくべきでしょうね。
という訳で、ここからはメンバー専用となりますが、自信を持って買いに行きたいならば、メンバー専用情報をご利用ください。
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