先週末の米国株は各指数反発となり、堅調な展開となりました。
ここのところ一番相場を圧迫しているのがNASDAQ市場であるのですが、これもボックス下限まで下落する局面があったのですが、大引けにかけて買われたようです。
テクニカルでどうだとか言う分析には全く興味がないのですが、ここ一か月のNASDAQのチャートを見てみると、下髭の日が非常に多く、しかも比較的長い下髭が多いのです。
これは、押したところでは買われていることを示しておりますし、微妙ではありますが、安値はジリジリと切り上がってきている様に思います。
再上昇を開始するにはまだ時間が必要と思いますし、まだまだ調整局面であろうかと思うところでもあるのですが、そもそも米経済は堅調な推移であり、これ以上買う材料がないとしても、売り叩く材料もない訳です。
寒波によって抑圧されていた米の消費は着実に拡大に向かっている様ですし、この辺が評価されれば買い材料ともなるでしょうし、あまり下落を意識した対応はお勧めできないと言えます。
基本的に米国株は、調整があっても強いと考えて行けば良いでしょう。
さて、問題の日本株でありますが、実は買える材料の方が多いのです。
特に目を引くのが年金運用方針の変更である、所謂GPIFでありますが、一気に買ってくる訳ではありませんが、20兆円以上の買い圧力になると考えており、これだけでも相当な上昇が考えられるのです。
また、今週の注目点でありますが、20日、21日と行われる日銀政策決定会合であります。
多くのアナリストは今回も何もないと見ておりますし、これに期待している投資家は皆無の状態であるのですが、この誰も期待していない状態は非常によいと考えているところです。
誰も期待していないところでサプライズがあれば!という事に期待している訳ではありませんが、あれば当然サプライズになるのですが、一番良いのは何も出ないと見ているのですから、何も出なくともショックはないのです。
あるとすれば、ここのところ買われた不動産株が再度売られるかも知れない・・・程度でありましょう。
この他にも米FOMC議事録、中古住宅販売、中国PMIなどがありますが、いずれも相場を揺るがすほどのものではないと考えているところであります。
何かあれば再度下を見に行く可能性のある相場とも言えますが、企業が最高益を叩きだしている状態で、買い残も少ないのですし、ここから下へ売り叩くのは現実的ではありませんが、相場というのは目先に限っては意外な動きが出るというか出させられるという事がよく起こります。
そして、この目先の動きを見極められるかどうかが、もっとも重要なところであります。
この下落は目先なのか?それとも、流れが変わったのか?
目先ならば売らされず、買いに行けばよいし、流れが変わったならば売却しつつもカラ売りでもして行かなくてはならないでしょう。
株価は予想外の動きをする事が多いのですが、その中身をしっかりと分析し、しっかりとした方針を元に行動して行けば、自ずと結果は良好という事になる訳です。
では、ここからはメンバー専用となります。
私をご支持して頂ける方は下の点滅するバナーをクリックして頂けると幸いです。
↓↓↓↓

最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。