昨夜の米国株は概ね下落で、理由は小売業の決算が悪かっただとか、色々あると言えますが、相場を揺るがす様なことは起こっておらず、単に高値の調整場面とでも考えておけば良いでしょう。
基本的には米経済は良好な状態になっていると考えて行けば良いですし、余り警戒し過ぎない方が良いでしょう。
未だsell in Mayなどと言う事を言うアナリストも居ますが、五月も今日で半分まで来ましたし、今年はこれに当たる年とは思えないのです。
暴落があるのでは?とか、恐怖を煽るようなコメントもちょくちょく目にしますが、単に過去に売られたことが買われるよりも多かっただけであり、それだけを理由に先行きを予想すべきではないと思うところであります。
さて、日本株の方ですが、ソニーの様に業績が回復してこない企業もありますが、上場企業は今期も最高益を更新するところが多い様です。
株価は業績だけで決まる訳ではありませんし、一番気になるのは確かに先行きであるのですから、いくら最高益でも先行きが心配になれば買えないのも事実ではあります。
ですから、今の相場で上がらない理由を聞けば、多くの人は先行きが・・・という答えを出してくるはずです。
ただ、相場で怖いのは、あくまでも動きに対してこの理由を付けているだけであり、先行きの見通しが何も変わらなくとも、相場は上昇し始めるもので、上昇している時に「先行きが不安ではなかったのか?」と聞いても、「まだそんなことを言っているのか?」と一蹴されてしまうのです。
結局、理由なんて後付で意味がないものが結構あるのです。
sell in Mayにしても、6月になったら誰も何も言わなくなる事でしょう。
まあ、確かに怖いことも起こっております。
例えばベトナムと中国の関係悪化で、ベトナム国内ではデモが拡大して中国の工場に放火されたりしており、中国の資源欲しさに強行している南シナ海問題は中国にとっても想像以上の問題に発展する可能性が出て来ているとも言えます。
米が尖閣諸島も安全保障の範囲だと明確にしたことにより、日本にちょっかいは出せなくなったが、どこかを標的にしなくてはならないためにこうした行動に出ているとも言えますが、張りぼてではありますが、経済力がある分だけ北朝鮮よりも性質が悪いとも言えます。
やはり既にバブルは崩壊しており、その影響を何としてでも軽減したいという思惑もあろうし、問題はかなり根深いと言えます。
最悪の場合は中国共産党の崩壊もあり得ますし、そういう意味ではsell in Mayどころではないなと思うところであります。
とにかくこうした問題もある訳ですが、冷静に国内株式市場を見れば、上場企業は最高益、不動産市況は好調となっているのに不動産関連株は地の底にとなっている銘柄が多い状態となっておりましたが、いよいよこのセクターにも資金が巡って来た感じがします。
今日は米国株安と円高気味の相場でありますから、225は安くなる可能性が高いのですが、昨日も225以上に個別銘柄がしっかりした値動きでありましたし、今日も個別では良好な値動きが期待できるように思うところであります。
それと、先行きがはっきりしないことをネタに、ヘッジファンドはそれなりに売り仕掛けをしていたようなのですが、低迷はしたものの急落もしないという事で、売り方針に見直しが入る可能性も高まっているそうです。
もしかすると踏みあげもあろうかと思いますし、しっかりと上昇に備えて行きたいところでしょう。
弱気要素もあるにはあるのですが、多くの外資が気にしている法人税率の引き下げも実現しそうな感じになって来ておりますし、やはり上昇期待は高いと考えて行動して行くべきでしょう。
上昇してから理由を探っても、それこそ意味はありませんし、とにかく弱い内に如何に買うかで勝敗は分かれるのですから、今こそは強気で行動して行くべきと思うところであります。
ただ、どんなに強気でもやり過ぎは行けません。
あくまでもバランスよくであります。
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