昨夜の米国株は、NASDAQは反落したものの、NYダウ、SP500は共に高値を更新しましたし、引き続き堅調な値動きであったと言えます。
状況は小売り売上高が予想に届かなかったなど、経済指標が不調であったのですが、先日のイエレン議長の慎重な姿勢と相まってか、金融緩和姿勢が継続するとの思惑が強く出た様で、この辺が相場を堅調にしたといったところでしょうか。
米国景気の影響を強く受ける日本としては、米景気の先行きがとても重要と言えるのですが、それにしても米国株に比べてあまりに酷い値動きであります。
この理由をいくつか考えているところであるのですが、去年末の高値期日が迫っている点も重要と言えますが、中国景気の減速が鮮明になって来ており、これも大きく影響している可能性が高いとも言えそうです。
最近の中国の動向を見ていると、米が尖閣諸島を日本の領土と明確にしたために日本に対する挑発は減ったものの、南シナ海での挑発行為が拡大しております。
これは、中国内の不動産バブルの崩壊の影響が非常に大きなものとなり始めており、何としてでも稼がなくてはならないという焦りではないかと見ているところで、この辺の挑発行為が強まれば強まるほどに中国崩壊が近づいている様に思えてなりません。
この問題だけを見れば、間違いなく株は売りになると思うところでありますが、基本的に米経済が堅調であり、株価は好調な訳ですから、単純に売って良いとは思えないのです。
国内を見ても、今は何も出来ていない状態でありますが、政府は間違いなく来春の消費税増税に向けて全力で仕掛けてくるはずですので、この状況で売りを選択するのはどうかと思うところなのです。
ただ、かなり不安定な要因があるのも事実なのですから、当然やりすぎは危険となります。
結局、中国が潰れたとしても、日本への影響は目先に限られると思うところであり、一時は下落を見たとしても、結局はプラスに動いて行く可能性が高いのです。
また、そもそも中国は共産国家であり、いざとなればなんでもアリの国ですからね・・・。
民主主義的に考えて警戒しても、それは全く通用しない可能性もある訳ですし、考え過ぎては投資は出来ないのです。
ある程度は動きに合わせて動かなくてはなりませんし、その辺はバランスよくとしか言いようがありませんが、何事適度にということになります。
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