おはようございます。

昨夜の米国株は各指数上昇となり、NYダウ、SP500は共に史上最高値を更新してきました。

明確な好材料はないのですが、下げ止まった感が強くなってきたNASDAQが市場全体の心理を好転しており、おそらくはこの結果とも言えるかもしれません。

何せ投資で怖いのはどこまで下がるか分からないという状況であり、下げ止まった感じが強くなれば投資意欲も湧いてくるというものですからね。

特に今回のNASDAQの下げは勢いよく上げていた材料株、所謂モメンタム銘柄の急落であり、米経済の先行きに対する懸念が生じたからではないのです。

先日の議会証言でイエレン氏は住宅市場に懸念が生じているとしましたが、結局好調な住宅市場の影響で資材が値上がりしたり、人件費が上昇したりでそれが住宅価格に反映された結果であり、米経済が失速、または下降に向かっていると言う訳ではないのです。

なんだかんだと言いながらも、結局ウクライナ問題は米経済に多大な影響を与えることはないと考えて良いと思いますし、現にそんな動きだと思うところであり、とにかく大事な事はニュースの中身をよく検討して警戒すべきものかどうかを見極めることでしょう。

何度も書いてきておりますが、とにかく米経済はシェールガスの恩恵により復活しているし、これからも拡大を続けられる公算が大きいのです。

とにかく、この部分を見誤っては投資行動も大きく誤ってしまうことになりかねないと言う事をしっかりと認識して行くべきでしょう。

さて、鳴かず飛ばずの日本株ですが、第三の矢が飛んでこないし、去年末の高値の期日が迫って来ているしで、どうにもならない状況とも言えます。

企業決算は良好でありますし、どう考えても割安状態の銘柄がほとんどなのですが、投資意欲が盛り上がらなければどうにもならないとしか言いようがありません。

昨日だって本来は買って行っても良い水準であるにも関わらず、米株の動きを確認しなければ買うことも出来ないと言わんばかりの値動きで、どうにもやりようのない一日でありました。

流石に今日は上昇となるでしょうけれども、やはり期日は重いですし、政策なしでも重いと言わざるを得ませんね。

本来期日なんて無期限が増えているのですから半年を気にする程の状態ではないと思うのですが、やはり心理的な面もありますし、これはもう仕方がないかなと思わざるを得ません。

こんなギリギリになる前に政策が出て来て然るべきと見ていたのですが、結局は期日通りの相場になってしまいそうな感じであり、非常に残念に思うところでもあります。

ただ、それでも先行きに対する見通しは変わりありません。

先行きを見て信念を持てるかどうかで、その成績は大きく変わることでありましょう。

ところで、この相場で一番儲かったのは誰か?となりますと、やはり証券会社でしょうかね。

取引手数料は激安になっておりますが、各社信用取引の手数料を更に下げてお得感をアピールしておりますが、利食いもロスカットも出来ずに長期間保有してもらい、融資手数料を払ってもらうのが狙いでありますから、この半年は黙って儲かったということになるでしょうね。

基本的には信用取引は利用せず、利用しても日計りなどの短期に徹することとしているのですが、それは証券会社を儲けさせても仕方がないとの考えもあるからです。

結局、信用取引を拡大させれば、証券会社は儲かりますが、相場は見ての通り重くなる一方であり、時にはこれを狙った売り仕掛けもあるのです。

多くの個人がNISAなどで現物投資を拡大させれば、品不足でカラ売りがやり難くなり、売り仕掛けも起こり難くなるというものですが、どうもみなさん欲望にまみれている様で、完全に証券会社の奴隷状態ですね。

皆自分だけは儲かると思っておられる様で、信用取引を安易に利用しているケースが目立ちますが、本当に儲けたいと思うならば、間違いなく現物投資です。

並の実力で信用取引を利用しても勝てる訳がありませんからね。

現物ならば、例え東日本大震災の様なことが起こっても生き残れるのですし、現物投資を基本とするように助言している当方のメンバーはあの大震災の後に退場を余儀なくされた方はほとんどおりませんでした。

信用取引は、あくまでも勝負所に限定すべき!

これが世に広がれば、証券会社は儲からなくとも、個人投資家は大分儲かるようになると思うところでありいます。

まあ、色々情報も必要と思いますし、これだけでは足りないと言えますが、本当に儲けたいと望むならば、この位は実行すべきでしょうね。

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