おはようございます。

祝日の間の米国株は堅調な値動きで、ほっと一息といったところでありました。

経済指標も問題ない感じでしたし、ロシアに対する経済制裁も大してきつくありませんでした。

ウクライナがどうなろうが世界経済が大ダメージとなることはないのですが、米の経済制裁がきつすぎると、流石にそれは危ないと見ておりましたので、これなら問題ないだろうと思って見ておりました。

まあ、こんな事は米も分かっているはずですし、あまりきつくはしないだろうとも読んでいたのですが、とにかくこれなら問題ないだろうと思うところでありました。

ただ、オバマ大統領の支持率は急落しているそうで、米国民には受けが悪い政治をやっている様ではありますね。

ここまで来れば支持率が多少下落しようと関係ないとも思いますし、これも気にする様な材料とはならないのですが、支持率は下がっている事だけは覚えておくと良いかもしれません。

さて、当然CME225先物も上昇しておりますし、今日は良好なスタートとなりそうな東京株式市場でありますが、今朝の日経新聞には気になる記事が出ておりました。

「国債売買高、最低に」という事で、日銀の異次元緩和によって13年度の売買高は18%減となったとの事でありました。

これは、日銀が国債新規発行額の7割相当を買い取っているので、流動性が極端に低下しており、これを嫌気して売買を手控えるという事が起こってしまっているのです。

確かに日銀が買い取りを強化していれば、それは確かに金利を低く抑えておく事が出来るでしょう。

しかし、これは非常に危険な事でもあるのです。

今のところ問題はないのですが、もしも何かのトラブルが発生したり、日本政府に対する信頼感が大きく損なわれる様な事態が発生した場合ですが、リスクヘッジの利いていない国債市場は大荒れとなり、短期で暴落する危険性が増しているのです。

異次元緩和で支えられている相場とも言えますが、非常に危険な綱渡りをしている状態とも言えるのです。

まあ、直ぐにこれで暴落が起こるとか、危険な状態だとは言いませんし、まだまだ割安感の強い日本株でありますから、投資姿勢は引き続き強気で良いのですが、国債市場はしっかりと監視して行かなくてはならないところでありましょう。

さて、今日の東京株式市場は、とにかく高くは始まるでしょうけれども、日銀の政策決定会合がありますので、動きにくい展開となる可能性もあります。

連休谷間の相場は大抵盛り上がりませんし、ちょっと読みにくい感じですが、とにかく個別の材料株が活性化してきておりますので、材料株を中心に売買して行くと良いでしょう。

色々面白くなって来ておりますし、常に警戒は必要なのですが、基本的には強気継続で投資して行けば良いかと思います。

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