昨夜の米国株はNASDAQの反発は鈍かったものの、NYダウ、SP500は共に0.9%前後の上昇でありました。
今回の下げ局面がこれで終わるかどうかは分かりませんが、14日は税金支払いのため換金売りが出やすそうで、特に今年は著しい株価の値上がりで納税額が増加しており、それが今回の大きな下落につながった可能性は高い様に思うところであります。
ウクライナがどうだとか、中国がどうだか、シェールガス開発は幻だとかと色々言われてきた訳でありますが、大事な点は米経済は力強さを取り戻しているという点であります。
もし、今回の下落が米経済の先行きを懸念したものであるとか、米経済に大打撃を与える様な金融危機であるならば、FRBがこんなにも楽観した態度でいるはずもないでしょう。
今回の下落をよく観察すれば分かる事でありますが、NASDAQは一年以上上げ続けたようなものであり、ここまで来ればこの程度の調整があってもおかしくはないのです。
まあ、読めればそれに越したことはなかったと言えますが、どこまで調整するかを読むのは難しいですし、この様な動きに対してどのように対処すべきかは外資の動きを見ていれば分かるというものです。
こう書きますと、外資は売っていたじゃないか!となるのかもしれませんが、外資は外資でもどの様な外資が売っていたのかが重要であるのですが、売っていたのはどう考えてもヘッジファンドなどの短期資金であります。
去年15兆円以上も買い越している外資が2兆円程度売ったと騒ぐ輩も多かったのですが、木を見て森を見ない愚か者の意見としか言いようがありません。
あくまでも私の見立てでありますが、外資はこれから上昇期待の高い日本株を狙っているはずで、今回の日本株の大幅下落も買うところはしっかり買っていたはずなのです。
ヘッジファンドは売ったかもしれませんが、長期思考のミューチュアルファンドなどは、確実に株数を増やしていたはずですからね。
彼らにとっては、今回の下げは困った下げではなく、あくまでも嬉しい下げであったはずと考えれば良いでしょう。
さて、まだまだ下げ止まったかどうかは分かりませんが、とにかくここまで売られれば恐れるものは何もないと言っても過言ではありませんが、これは昨日も書いたことです。
では、今後どのような期待があるのか?となりますが、23日にはオバマ大統領が来日するのですが、この訪日でTPPを進展させる事は間違いないと見て良く、これを機に株価は上昇に転じる可能性が高いと見ております。
当然それを先取りする動きも出るでしょうし、この日からとは思いませんが、この日辺りには世界の様相もずいぶんと変わっているかもしれません。
例えば、大騒ぎしているウクライナ問題でありますが、この問題も大分下火になっているかもしれません。
今はいかにして日本株を安く買う相場を作るか・・・。
世界はこれを元に動いている様に思えてならないのです。
本当に困った下落であるならば、間違いなく政府は政策を打ち出してくるはずですし、本来ならば打ち出していなくてはおかしい状況なのですが、買い場を提供しろと言われたならば、ここまで延び延びにさせた理由も納得と言ったところでしょうか。
とにかく、今日本株を売る理由などありません。
安ければ買うだけであり、すでに持っていれば我慢しておけば良いのです。
先々を見て適切に行動して行けば、大きな利益を手にする日が来る事でしょう。
目先は非常に読みにくい相場でありますし、いちいち目先の事象に振り回されていては投資にならないのです。
利益を手にするために必要なのは、とにかく先を読む力と、行動する決断力でしょう。
そして、下落で買う勇気と、耐える忍耐力、上昇で浮足立たない冷静さ。
簡単ではありませんが、これが出来るようにと考えて日々レポートしておりますので、参考にして頂ければと思うところであります。
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