特に大きく状況が悪化したとも思えませんし、米国株は下げたとはいえ高値圏である事に変わりはありませんが、225先物がちょっときつい下げですね。
買い残は少ないですし、売り仕掛けても投げさせられる投資家は少ないのですから、理にかなった仕掛けとは思いませんが、現状で買い仕掛けも確かに厳しいかなとも思いますので、売り買いどちらで仕掛けるか?となれば、売りで!となっても不思議はないといったところでしょうか。
出ている問題の再点検ですが、クリミアを巡るウクライナ問題でありますが、正直言って日本人の私には理解しがたい問題であり、明確な読みは出来ないのですが、経済的な影響が限定的である事に変わりはありません。
故に米国株がそれ程ダメージを受けていないと考えれば良いと思うのですが、ならば何故に日本株がとなれば、北方領土や天然ガスパイプラインなどでロシアとの関係が進展しそうな気配が出ていたので、この件に関しては非常に大きなダメージとなりそうであり、現時点での株価への影響は限定的としても、何かこの辺を狙い撃ちされたような事件にも見えます。
次に中国の経済指標が悪化している事に関してですが、そもそも大本営発表の指数であり、元々誰も信頼していない数字であり、今更これに反応するのもどうかと思うところであります。
見るべきところは、大本営が何故に悪い数字を出すようにしたのか?であり、単純にこの数字に右往左往しても仕方がないとしか言いようがありません。
では、その意図は?となりますと、私も読みかねている訳であり、この読めないところが売りなのだと言われれば、それはそれで納得せざるを得ないとも言えるのですけどね。
3、6、9、12月のSQというのはOPに加えて225先物の清算があるので、これをメジャーSQと呼ぶのですが、この4回は非常に波乱が起きやすいのです。
そして、今回のSQを読むにあたって信用買い残であるとか、裁定買い残などをを見て、売り仕掛けはし難いと考えて上と予想していたのですが、残念ながらこの予想は外してしまい大変申し訳ございませんでした。
ただ、これで相場が下に向かうかとなれば、やはりそれは考えにくいのです。
あくまでもこれらの悪材料はこのSQを狙ったものであり、冷静に考えればそれ程強烈に売る様な材料ではないのです。
また、冷静に見れば米国株は依然として高値圏でありますし、日本株も単にボックスから抜け出せないででいるだけであり、危機的状況になっている訳でもありません。
まあ、消費税増税を前に政府は企業にベア要求に応えろ!的な政策でしかなく、現状だけでは最悪の政策としか言いようがありません。
この状況はウクライナ問題、中国の経済問題以上の悪材料とも言えますけどね・・・。
さて、今日は下げから始まるでしょう。
しかし、下げの中心はあくまでも225銘柄であり、材料株には大きな影響はないと考えておりますし、大引けまで下げ続けるとも限りません。
何もかもが売らされるような相場とは違いますし、個別は個別で楽しめる相場であると考えて良いかと思いますし、買いチャンスとなる銘柄もあるでしょう。
朝はつれ安する銘柄も多いでしょうけど、そこは買いで行くか様子を見るかで良いでしょう。
慌ててどうこうする様な相場とは違いますし、冷静に判断して行けばよろしいでしょう。
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